故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

絵のタイトルは、「残波岬海深し」です。
大きいのが釣れた。
夢中で格闘していて、海に落ちた。
そのまま藻屑となった。
と釣り人に聞きました。
枯島に 取り残されし 蜜柑映え
友人が尾道で板前をしていた。
お客さんを連れて夕飯を食べに行った。
ガラス戸の向こうに、尾道水道が窓一杯広がっていた。
そんな風景を美しいと思う。
今日のタイトルは、「島から島へ」です。
蒲刈町に向かって車を走らせた。
呉を抜け7つの橋を渡ったら、愛媛県の岡村島に着いた。
大崎下島で大長蜜柑を買った。
子供の頃から、このブランドは知っていた。
現地で買うのは初めてである。
島ごとに蜜柑の味は違い、都合5袋のみかんを買った。
大長のおばさんはスマホで話しており、眼で値段を報せてくれた。
いしじ蜜柑のように、糖度が高く酸味を抑えたものが、今は人気が高い。
昔からのみかんは、糖度はそこそこで酸味がしっかりしており、懐かしい。
橋から見下ろす潮の流れは複雑である。
干満だけでなく、岸壁のせり出しだけでも潮の速度が違う。
島影だけで潮の流れを判断できる船舶技量が問われる。
橋のかかっていない島にも家並が見える。
日に数便の高速艇が暮らしを支える。
どこの島にも、猪除けのフェンスがめぐらされている。
アカデミー賞にノミネートされるかもしれない映画のロケ地になった。
通う車も少なく、コロナの影響でどの店も臨時休業である。
竹原や三原は、今治と同じような距離に見える。
私達が暮らす島の便利さを想うことになる。
折り重なる多島美が360度めぐらされる。
あいにく風が強く、海面に島影は映らなかった。
堪能し、私達の島へとさらに2つの橋を渡った。
2022年1月20日

絵のタイトルは、「島影に沈む夕日」です。
一日の疲れをとりたい。
酒が美味しい。
広島発 あちこち経由 島に着
疲れがとれるようになりました。
今日のタイトルは、「身体が慣れてきた」です。
島の良い点は、FM放送がクリアーに入ることです。
対岸が広島です。
妻が菓子を焼くと言うので、私は納屋に籠ります。
作業をする時は気にならなかった隙間風がきつい納屋です。
ストーブで暖を取ります。
朝ごはんを食べたら、洗濯物を干して掃除をします。
弱にするのよ。
カーペットに掃除機をかけるとき、カーペットが吸い付きます。
カーペットの上に乗っかっていてと言ったら、教えてもらいました。
なるほど、弱にするとカーペットは吸い付きません。
掃除、料理、洗濯や農業で、妻から多くのことを習っています。
さつま芋を天ぷらで食べるとき、芋の切り方(厚さ)は7mmです。
7mmを目指し、切り始めると「違う」と言われる。
さつま芋など直径が大きいものは、包丁の先をまな板につけて、梃子のように使う。
そして、「また違う」と言われる。
上面と下面の厚さが違う。
我が家の裏の畑を開墾しています。
畑の持ち主の名に「花」の字があり、一面に花が咲いていました。
「我が家の裏の畑」では長すぎると、「花畑」と勝手に名付けました。
防草用のブルーシートを剥がし、自生している花の球根を一か所に集めています。
木の根を掘り、草の根を剥がし、掘った穴の中で燃やしています。
草を刈るだけで、足が吊りました。
石を運ぶだけで、膝が痛くなりました。
背中の張りも、腰のこわばりも、一晩眠ればとれるようになりました。
島の縁を走る県道がくねくねと続きます。
山の中腹を走る農道を年配者や子供が散歩しています。
あるものは猪対策のゴルフクラブを持ち、杖を持って歩いています。
ハイカー(観光客)ではありません。
誰かが、農道の周りの草を刈っています。
巾がわずか2mの段々畑に作物が植えられています。
耕作放棄地も多い。
私達の年代が、夫婦で農作業をしています。
夫婦で食べるには大きい畑です。
いつまで続けられるか分からないけど、楽しそうです。
畑にいる人に挨拶すると、「持って行け」と野菜をくれます。
身体が慣れてくると、気持ちも晴れてきました。
次はこうしようと、開墾を続けられそうです。
2022年1月18日