
絵のタイトルは、「モザンビークに梅はありますか」です。
代々木にある居酒屋の屋根裏のような部屋で、先輩と飲みかわした。
初の海外出張がモザンビークで、小学校の建設を指導するのが仕事でした。
淡々と飲みかわした。
目下の興味は、奥さんと言われた。
長年連れ添ってもそうなんだ????
妻想い 路傍の梅が 咲くを知る
農道を畑に向かっていると、老人の車が道を塞いでいた。
道を修復するブロックでも降ろしているのであろうと車を駐車場に止めて向かった。
すでに車はなく、曲がり角で私が通り過ぎるのを待っていた。
恩着せがましい意識が頭をかすめる。
今日のタイトルは、「日にちが薬」です。
老人に道を譲ってくれた礼を言った。
石積みをあきらめてブロックで積むことにした顛末を聞いた。
石は、老人夫婦には重すぎた。
一輪車で運ぶのがさらに難儀であると言われる。
一日二時間しか働かない。
分かり際に、「日にちが薬」と言われた。
定年を迎えたものには、ノルマなどない。
できなきゃ時間でカバーするか、代用品で補う。
日にちが薬とは、うまい表現である。
私達は、ノルマか達成(成功)感に飢えている。
その前に人であり、生きていることなど忘れてしまう。
多くの失敗や事件をやらかす原因である。
ほんのちょっと足元を見れば、転ぶことはなかった。
この車のガソリンより、夜、自分が飲むガソリンの方が高いと笑う。
老人は茶目っ気たっぷりに話された。
私の耕作放棄地の草刈は難航している。
焦ることはない、やれば進むと自らを励ましている。
2022年1月31日