
*2016年3月10日撮影
3月になって暖かくなることを期待していたら、今週はずっと寒い日が続き、雪がちらつくこともしばしば。
雪の降らない暖冬でも春が駆け足でくるわけではないのだと、教えられています。
今日も曇り空で寒かったのですが、少しだけ出かけてみました。
ヨモギの新芽が出始めています。
ごく小さな葉が白い産毛を輝かせて、野原にひときわ目をひきます。
輝いて見える理由のひとつが、葉に夜露をしっかりためていること。

*2016年3月10日撮影
これは葉の形が少し違いますが、やはりヨモギではないかと思います。
葉の表面に産毛が少ないように見えますが、それでも露をしっかりためています。
ヨモギにはさまざまな種類があるそうで、在来種と外来種がいりまじっているのだそうな。

*2016年1月14日撮影
これは何かというと、昨年のヨモギが枯れている写真です。1月に撮影しました。
今年は雪があまり降らなかったので、こんな姿を見ることができたわけです。
ヨモギは春に芽を出し、冬には枯れます。根茎で増えるため、地上部が枯れても翌年には新芽を出します。
写真をよく見ると、枯れているヨモギの上の方には青い葉がついています。このまま伸びていきそうな感じもあります。
草の生命力というのはすごいものだと、ときに感じさせられます。