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*2018年9月11日撮影
ずいぶん久しぶりに一日中晴れました。
急に寒くなって秋風が吹き始めたので、秋晴れということになります。
さて今日は、昼間でもよく見かけるツメクサガという蛾をごらんください。
蛾ではあるけれども、昼間によく活動し花にとまって吸蜜しています。
翅を広げた両端の長さが3cmから4cmくらいの、小さな蛾です。
とびきり地味なので、よく見かけるのだけれども覚えてはもらえないというタイプの昆虫です。
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*2018年9月10日撮影
ニラの花にとまるツメクサガです。
ツメクサガという名前の由来は、幼虫がシロツメクサやムラサキツメクサなどを食草としているためです。
ツメクサ類に発生する蛾というわけです。
幼虫はいわゆる青虫ですが、シロツメクサなどにとどまらずマメ科の植物全般、さらにナス、ピーマン、レタスなどなどを食べるので、農家にとっては害虫です。
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*2018年9月10日撮影
成虫は野草の花の蜜を吸うので、もちろん農産物を食べたりはしません。
野の花を愛でる時があれば、ついでにこういう目立たない蛾などにも注意をむけてみてはいかがでしょうか。
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