さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

ユウガギク

2018-09-23 21:46:07 | 草花

*2018年9月23日撮影

 9月になって、もう後半になってしまいました。雨の日が多くて、すっかり涼しくなって、秋です。
 そして、今日は待望の秋晴れの1日がやってきました。

 秋の野菊の一種、ユウガギクが咲いています。
 実のところ、ユウガギクとカントウヨメナなどよく似た野菊の区別にはまったく自信がありません。
 なので、これはユウガギクではない可能性は高いのですが、とりあえずユウガギクということにしておきます。





*2018年9月18日撮影

 ユウガギクは「優雅菊」なのかと思っていたら「柚香菊」なのだそうです。
 柚の香りがする菊という意味ですが、実際に柚の香りがするかどうかは確認できないという意見が多いようです。





*2018年9月18日撮影

 あまり密集せずに生えて、花もなんとなくぱらりとした感じで、優雅な感じがします。
 なので私としては「優雅菊」にしておきたいところです。





*2018年9月18日撮影

 会津の鶴ヶ城公園に咲いているユウガギクはみな背が低くて、30cmくらいですが、本来はもっと大きくなる草のようです。
 鶴ヶ城公園では頻繁に刈られてしまうので、大きくなれないのだと思います。

 草刈りはやりすぎだと私は常々思っていますが、公園を管理する側にすれば雑草がはびこるのは許せないのかもしれません。
 しかし刈られてしまえば本来咲くべき花も咲かず、草を頼りに生きている昆虫類も死んでしまいます。
 この城跡は観光客を呼ぶためだけにあるのではなく、ここにしかない貴重な自然を守るためにもあるのだということを管理者が理解する日がいつか来て欲しいと願っています。





*2018年9月18日撮影

 ユウガギクの「優雅な」花をもういちど。
 
 野菊という名の植物はないのですが、野菊という名で呼ばれる花はたくさんあります。
 有名な「野菊の墓」という小説に描かれた野菊は、カントウヨメナではないかという説もあるのですが、ユウガギクであってもおかしくはありません。

 

 


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