
*2013年6月11日撮影
今年もオオヨシキリが元気な声を響かせ始めました。
ヨシの茂みに巣を作って子育てをし、ヨシの中で暮らすオオヨシキリ。会津若松の湯川のヨシがたくさん生えているところに、春になるとやってくる夏鳥です。
とても声が大きくて、ギョギョシ、ギョギョシ、ケケシ、ケケシ、カチカチと実にやかましくさえずります。
雄が大きな口を開けて、力一杯さえずっている姿です。口の中が赤いのも丸見えです。

*2013年6月11日撮影
最初の写真と同じ場所ですが、今度は口を閉じているときの図です。
地味な姿の鳥で、さえずるときのやかましさはこの姿からは想像できません。
ヨシキリというのは「葦切り」の意味で、ヨシの茎を切り裂いて中の虫を食べるところから来ています。ヨシキリには小さいコヨシキリと比較的大きいオオヨシキリがいるわけです。
オオヨシキリには毎年出会えますが、コヨシキリはまだ見たことがありません。

*2013年6月11日撮影
オオヨシキリは枯れたヨシの茎につかまって、風にゆられながらさえずります。
一方、木の枝、それも上の方や先の方でさえずることもあります。
これは柿の木の上の方で、やかましい声をあげているオオヨシキリです。
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