
*2016年9月22日撮影
早朝には曇りとはいえ青空も少しは見えて、ひょっとしたら晴れるかなと期待してしまいました。
ところが昼前から雨が降ってきて、また雨の日々に戻りそうです。
急に寒くなりました。
さて、今日は変わった生き物をごらんいただきます。
クモはあまり好きではないのですが、例外的にハエトリグモはとても可愛いクモです。
写真のクモはハエトリグモの一種で、たぶんマミジロハエトリではないかと思っています。
これは雌です。

*2016年9月16日撮影
ハエトリグモというのは体長7~8mmくらいのごく小さな蜘蛛です。
ハエなどの昆虫をとらえて食べます。
クモだけれど糸を吐くことはなく、糸の巣もつくりません。
植物の葉の上を滑るように歩き、ときにぴょんと飛びます。
つぶらな瞳とふさふさした毛が、妙に可愛いクモです。

*2016年9月16日撮影
ハエトリグモはたいへん種類が多く、世界中で5000種を数えると言われています。
当然のように種を見分けるのもきわめて困難とされています。
だから、これがマミジロハエトリの雌だといっても、違う可能性はたいへん高いのです。

*2016年9月16日撮影
最後に、マミジロハエトリの雄です。
腹部が赤みをおびた褐色で、体は黒っぽく、頭の先の額のところが白いのがマミジロハエトリの雄の特徴です。
雄は目立った姿をしているので、たぶん間違いないと思います。
小さなアブのような虫を捕らえて食べているようです。
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