*2021年10月18日撮影
もう10月後半、高い山には雪が降ったと冬の便りが聞こえてくるようになりました。
気温も急に寒くなって、そろそろ冬支度を考える時期のようです。
秋晴れの良い天気に恵まれた今日ですが、寒い1日でした。
川沿いのクズの茂みにオオヨコバイがたくさんいました。
写真のオオヨコバイは、右側の色の薄くて大きいほうが雌で、左の色が濃くて小さい方が雄だと思います。
雄が雌の方にせまっている図だと思っています。
*2021年10月18日撮影
これは交尾中でしょうか。
上になっているのが雌で、下にいるのが雄のようです。
まだ、求愛中なのでしょうか。
オオヨコバイは体長1cm以下の小さな昆虫です。
それでも他のヨコバイ類よりは大きいので、オオヨコバイと呼ばれます。
*2021年10月15日撮影
セイタカアワダチソウに群がっていたオオヨコバイです。
下側の2頭は、上が雌で下が雄のようです。オオヨコバイの雄は、雌の下側から近づいて体を震わせて求愛するのだそうです。
下側のペアと離れて上の方にいる1頭は雌だと思いますが、おしりに丸い水滴をつけています。
オオヨコバイは植物の汁を吸って生きていますが、排泄物もこんなに美しい水滴になるのでしょうか。
よくよく見るとこの雌の影にも雄が隠れているように見えます。
ヨコバイという名は「横這」と書き、人が近付いたりすると、すっと横に動いて葉の裏や茎の裏に隠れることから名付けられたとされています。
この「横に這う」動きはじつにすばやくて、しっかり見ていないとぱっと消えたと思わされます。
*2021年10月15日撮影
上にいる雌のオオヨコバイは、やはり透明な水滴を排泄しているように見えます。
見た目も美しいオオヨコバイですが、排泄物(?)も美しいということにしておきたいと思います。
下にいる雄は求愛中。
オオヨコバイは、カメムシ目ヨコバイ科に属していて、大きな分類ではカメムシの仲間ですが、一番近い仲間はセミです。
体の大きさは随分違いますが、姿形はなんとなく似ているように見えます。
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