*2015年5月20日撮影
ありがたいことに会津の鶴ヶ城には連日たくさんのお客様がお見えです。
ところが皆様を悩ませるのが桜の木から垂れ下がっているたくさんの毛虫たち。
よく見ていないとぶつかってしまいそうで、ウワー、キャーと声があがっています。
マイマイガという蛾の幼虫なのですが、今年は大発生して、関係者は駆除や消毒に汗を流していますが焼け石に水という状況です。
そのマイマイガの幼虫の写真がこれです。
体長3cmくらいでしょうか。もっと小さくて1cm未満くらいだと殺虫剤が効くそうですが、大きくなると効果がありません。
丸い顔に細長い目のような模様があって、なかなかかわいい毛虫です。
首の後ろがちょっと見えなくなっているのは手前に草の葉があって隠しているのです。
*2015年5月18日撮影
こうして見るとかわいい虫に見えますが、なかなかそうはいきません。
7月頃には成虫になるので、今年の夏の鶴ヶ城公園はマイマイガに悩まされることになりそうです。
マイマイガの大発生は全国各地でおこっていて、効果的な対策はないとされています。
現地の人は懸命に駆除に取り組むのですが、マイマイガの増える勢いがそうした努力を圧倒してしまうのです。
人間の努力を横目に、数年で自然におさまるとされていて、そのメカニズムもよくわかっていません。
*マイマイガについて知りたい方はこちらをどうぞ。
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