さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

オオハキリバチ

2015-09-15 22:14:00 | 昆虫

*2015年9月15日撮影

 爽やかに晴れた一日でした。

 今日は、イノコズチの花にとまるハチを発見しました。
 胸が黄色いのでクマバチのようですが、体が全体的に細くてクマバチではないようです。
 オオハキリバチだと思います。
 ハキリバチというのは植物の葉を丸く切り取って運び巣材にするハチをいいます。「葉切蜂」です。
 ところがこのオオハキリバチは葉を切らないのだそうです。





*2015年7月22日撮影

 7月にイヌゴシュユと思われる木の花にやってきたオオハキリバチです。
 ハキリバチ類も花蜂の仲間とされていて、さまざまな花によくやってきます。
 オオハキリバチは竹筒や木に開いた穴など既存の穴に営巣するので、他のハキリバチのように植物の葉を切り取って巣を作るということがありません。
 葉を切ることを忘れてしまったハキリバチなのでしょうか。





*2015年7月22日撮影

 草の陰でオオハキリバチが別のオオハキリバチを押さえつけています。
 たぶん交尾しようとしているところなのだと思います。





*2015年7月8日撮影

 7月の初めごろヒヨドリバナにやってきたオオハキリバチです。
 オオハキリバチはクマバチほどではないけれど、それなりに大きいので刺されるのではないかと怖がられます。
 人家には巣を作るのに好都合な穴や隙間があるので、家の周辺に巣を作られる場合もあります。
 ただオオハキリバチはたいへんおとなしいハチで人を襲うということはないといわれています。
 誤って巣や蜂に手を触れるようなことがないように気をつければ大丈夫だそうです。


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2 コメント

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Unknown (エスプレッソ)
2015-09-20 05:41:46
ハチ達からすると花は皆宝石ですね。
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エスプレッソさん、こんばんは (ひでじい)
2015-09-22 22:49:55
蝶と蜂は花に依存して生きていますが、植物もまた蝶や蜂が花粉を運んでくれなければ、子孫を残すことができません。
相互依存の関係を、長い長い時間の中で確立してきたということの、意味を時々考えてしまいます。
意味を問うようなことではないのですが。
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