*2013年9月9日撮影
今日は久しぶりによい天気になりました。日中は気温もそれなりに上がりましたが、もう猛暑ではありません。秋晴れという雰囲気になりました。
さて、草むら妙にまばらな感じの穂が付いた草がたくさん立っているのに気がつきました。
背は高くなくて、20cmくらいかなと見ましたが、実際はもう少しあるのかもしれません。
陽の光をあびて、長い刺のようなものが赤く光っています。
これはチヂミザサという、イネ科の植物でした。
*2013年9月9日撮影
少し近寄って見た写真です。
葉が笹に似ているけれど葉の周囲が縮んでいるから、「縮み笹」なのだそうです。
イネ科の植物の花につく細長い突起物を「芒(のぎ)」といいます。写真の赤く光っている刺のようなものです。
刺ではないのでさわっても痛いということはありません。
芒(のぎ)の根元に白っぽいものがあるのが、いわゆる花です。
*2013年9月9日撮影
もっと拡大した写真です。
これは、花はよくわかりません。もう終わってしまって実になっているのかもしれません。
芒(のぎ)をよくみると、点々と光っている部分があります。
ネバネバした粘液が出て、水滴のように光っているのです。さわるとべたべたします。
これで衣服や動物の身体などにくっつくわけです。芒と一緒に根元にある実もくっついて、他の場所に移動するのですね。
いわゆるひっつきむし、会津でいうバカの一種なのですが、細くて小さいので、あとで取るのに苦労したりします。
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