*2021年11月11日撮影
昨日は雨でした。
今日は雨が上がりましたが、晴れ間が出るまでには少し時間がかかりました。
昨日の雨の名残が、草花の葉にしずくとなって残っています。
そんな情景をいくつかご覧ください。
はじめはスギナです。
スギナは春を知らせる植物として認識されていますが、秋にも盛んに芽を出し伸びています。
スギナは細い葉の先端に雨のしずくを留めるのですね。
*2021年11月11日撮影
もう1枚、スギナです。
こうして見ると、スギナが主役か、水滴が主役か分からなくなります。
スギナと水滴が一体となって、ふしぎな光景が野原を彩っています。
*2021年11月10日撮影
これは昨日、雨がもう止んだと思って出かけた時に撮影しました。
ところがすぐに雨が降りだしたので、あわてて帰ってくるはめになりました。
ヒヨドリジョウゴの実に、雨のしずくがついています。
赤い実は熟したもの、青いものはこれから熟すもの。
同じところにいろいろな実がついて、きれいな眺めです。
ときには実といっしょに花も咲いていたりして、ヒヨドリジョウゴは秋の楽しみです。
*2021年10月27日撮影
10月の末に撮影しました。
この日は未明に雨が降り朝には雨は上がったものの、気温が低かったこともあって、多くの草の葉に雨の露が残りました。
苔の葉のあいだからピョンピョンと飛び出た胞子体が、雨のしずくを抱えています。
これはたぶん、ネジクチゴケという苔ではないかと思っています。
苔は雨にあたるととたんに元気になります。面白いものです。
*2021年10月27日撮影
ずぶ濡れのアキアカネ。なんと痛々しい。
死んでいるわけではありません。
その後どうなったかは確認していませんが、暖かくなって、無事に飛び立っていったと思いたいものです。
*2021年10月27日撮影
これはノハラムラサキという花です。
園芸種のワスレナグサの仲間ですが、花の大きさはワスレナグサの半分以下です。
もちろん春に咲く花なのですが、秋でも暖かい日が続くと咲き始めます。
ノハラムラサキは雨露が寒そうです。
*2021年10月27日撮影
葉っぱばかりのこの草は何かというと、ヒガンバナなのです。
ヒガンバナは花の時には葉はありませんが、葉が出てくる頃には花は終わっています。
葉はこの状態で冬を越し、来年の春には枯れてしまいます。
花の茎が芽を出すのは来年の秋ですから、1年の半分くらいは地上部がなくて地下で生きているわけです。
ヒガンバナの葉は雨の露をまとって、なにやらうれしそうに見えます。
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