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*2018年4月27日撮影
もうすっかり桜の季節は終わってしまいましたが、八重桜がいま盛りです。
会津の鶴ヶ城には、八重の桜もけっこう咲いていて、まだ楽しめます。
遅咲きの八重桜を代表する品種が、カンザンです。
濃いピンク色の花が特徴の八重桜で、全国に広がっています。
お堀をバックに撮影してみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/c2/ce26198be0e33b3a2b8786ec4d52ffbb.jpg)
*2018年4月27日撮影
八重桜は一般に里桜とも呼ばれ、野生種ではなく栽培品種です。
遅咲きであることが特徴で、ソメイヨシノなどが終わってから咲きます。
八重咲きの花が豪華なので海外でも人気の桜です。
桜の花の塩漬けというものがあって、桜湯という飲み物にしたりしますが、それはこのカンザンの花であることが多いようです。
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*2018年4月27日撮影
カンザンは花が固まってつきます。
花の色は濃いピンクが普通ですが、白っぽいものもあるようです。
びっしりと花がつくので、その姿はまさに豪華絢爛。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/2b/1b7a1266738c537814aea6119f162ca2.jpg)
*2018年4月26日撮影
カンザンは「関山」と書き、セキヤマという呼び方もありどちらが正しいかは不明とされています。
八重桜は奈良時代に起源があると言われていて、古くからある交雑種です。
カンザンに関しては、明治初年に江戸の巣鴨の植木屋が荒川堤に植えたのが始まりとされています。
ただ、奈良時代に起源をもつ古い里桜のひとつであることは確かなようです。
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