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*2017年3月20日撮影
春の彼岸ですが風は冷たいです。
今日はいちおう晴れましたが、昼ごろまでは寒くて、午後も遅くは曇ってきました。
すっきり晴れて暖かい日を望んでいるのですが、なかなかそうはいきません。
さて、今日はフラサバソウが咲いているのを発見しました。
オオイヌノフグリがまだ咲き始めでフラサバソウが咲くには早いと思うのですが、しっかり咲いているところをみると、今年の春はじつは気温が高いのではないかとも思います。
そうであれば、梅や桜の開花も早まるのかも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/02/779800b2a7f85531ec6f75ba15aef1cf.jpg)
*2017年3月20日撮影
フラサバソウはヨーロッパ原産の外来種で、同じくヨーロッパ原産のオオイヌノフグリと似ています。
オオイヌノフグリと違うのは、まず花の大きさ。
オオイヌノフグリが直径1cmほどの花を咲かせるのにたいし、フラサバソウは約半分の5mmほど。
フラサバソウの花は少し地味で、オオイヌノフグリのような鮮やかなコバルトブルーではありません。
例年オオイヌノフグリよりは半月から1ヶ月ほど遅れて咲きます。
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*2017年3月20日撮影
葉にびっしりと白い毛が生えているのもフラサバソウの特徴です。
見た目にはそんなに毛深くは見えないのですが、写真に撮るとがぜん毛が目立ちます。
フラサバソウという和名は、幕末期の日本の植物を研究した二人のフランス人、フランシェとサヴァチェに由来します。
別名はツタバイヌノフグリといい、これはイヌノフグリ系統の花で葉がツタに似ているというわけです。
花の周囲の小さな葉はハート形ですが、下部についている大きな葉はなるほどツタのような形をしています。
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