*2016年3月25日撮影
日当たりの良い野原にツクシが姿を見せました。
まだタンポポもちゃんと咲いてはいないので、今年のツクシは早すぎです。
でも、ツクシの姿を見るとなぜかほっとします。
*2016年3月25日撮影
ちょっと黒っぽくなっているツクシです。
ツクシはシダ植物なので、普通の草花とは少し違います。
ツクシの本体はおなじみのスギナです。ツクシはその花というか胞子茎というそうです。
本体のスギナは栄養茎なのだそうです。両者は地下で根でつながっています。
地下茎は深いところにあり強靭なので、雑草として駆除しようとするとたいへん苦労することになります。
*2016年3月25日撮影
ツクシのとなりに姿を見せているのは、ごく小さいスギナです。
こうしてみると杉の樹形に似ているので「杉菜」なのだそうです。
ツクシを「土筆」と書くのは、やはり見た目からきているようです。
ただ、ツクシというのは「付く子」という意味で、スギナに付属する子供ということのようです。
今日も寒かったのですが、ツクシが出ているとあれば、まさに春ですね。