福島県南相馬市小高区の真言宗 金室山金性寺で幽霊画の掛軸供養が8月16日と17日行われた。
一年でこの二日間だけ奉納されている幽霊画、地獄絵は86幅に及び、丸山応挙作といわれる「幽霊画」や秀峰作の「津軽の雪女」も観ることができる。
神戸から日帰りで行けるところであれば見に行きたいのになぁ。
福島は遠すぎです。
その中でも「津軽の雪女」は幽霊に見えないほどきれいです。
「津軽の雪女」は『
瞬間の言霊』さんの解説によると、新潟の若い女性が初恋の男と別れ、津軽に年季奉公に行った帰りの雪深い中で病死してしまい、魂だけが新潟の恋人のところへ帰った所を描いたものと説明されてます。
幽霊画ってなんか恨みつらみ等の怖いモノと決めつけてしまいそうやけど、こんなに美しくて、悲しい物語を持っているのもあるとますます観てみたくなります。
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相馬三妙見 真言宗 金室山金性寺
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金室山金性寺 幽霊絵画ご開帳供養
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17日まで幽霊掛け軸特別開帳 小高の金性寺(福島民報)