ヘッドフォンマラソンのレビューも今回第3弾で折り返し地点に来ました。
第1回(SHE9700)、
第2回(SHE9551)までのヘッドフォンはインイヤータイプだったのに対し、第3回目はヘッドバンドタイプの「SHL9600」です。
インイヤー型ヘッドフォンは耳の穴に装着するので長時間使っていると違和感があるが、ヘッドバンド型は耳を丸ごと覆うので使用感は楽♪
そして両者の最大の違いは音を伝えるスピーカードライバーが大きさ!
インイヤータイプは耳の穴に装着するため非常に小さいドライバーを使っているのに対して、ヘッドバンドタイプの「SHL9600」は直径40mmの大口径ドライバーを使っています。こんなに大きいと音の表現力も断然違ってきます。
「SHL9600」の使用感レビュー
音質は締まりとキレのある低音で、中・高音は控え目。でも、ボーカルはしっかりとクリアー捉えられて聞き取りやすいです。音質は第1回目に使った「SHE9700」に近いかも。
低音をガンガン響かせて聴くロックや軽快なリズムのポップスにぴったりなヘッドフォンだと思います。
装着感は柔らかなイヤーパッドが耳を優しく包み込んでくれます。お陰で大きめの音量でもしっかり音漏れを防いでくれます。そして密閉度を高めるためヘッドバンドの圧着感がちょっと強めな設定になってます。試しに頭を左右に振ってみましたがズレてしまう事はなかったです。
「SHL9600」は全体的にコンパクトになっていて外に持ち出して使う人の事も考えて作られています。イヤーパッド部分は薄く、またくるっと90度に回転してフラットになる構造になっている。そのためバッグなどにも収納してもバッグが変に膨らむ事はありません。
ケーブルは1.2メートル、延長コードが1.8メートルで、合計3メートルまで延長できます。途中にボリュームが付いているのでバッグに入っているプレーヤーを出さなくても音量調整が出来るので便利です。そして3.5-6.3 mm変換アダプターが付いているので自宅でオーディオに接続して利用する事も可能です。
総合的にみて、「SHL9600」は自宅でも外出先でも思う存分音楽に浸れるコストパフォーマンスの高いヘッドバンド型ヘッドフォンです。
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PHILIPS ヘッドフォン SHL9600
音響構造: オープン
振動板: マイラードーム
磁石タイプ: ネオジウム
ヴォイスコイル: CCAW
再生周波数帯域: 10 - 28 Hz
インピーダンス: 32 Ohm
最大許容入力: 50 mW
感度: 106 dB
スピーカー直径: 40 mm
タイプ: Dynamic
【主な仕様】
・ケーブル2並行
・左右対称コード長1.6m
・接続端子Φ3.5mm ステレオミニコネクタ
・仕上げ24k 金メッキケーブルタイプ
・OFC付属品変換プラグ: 3.5-6.3 mm
・延長ケーブル: 1.8m
参考までに
アマゾンでSHL9600をチェックしてみた所レビューを書いている時点の価格は4700円でした。
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フィリップス ヘッドフォンマラソン第1回…SHE9700
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フィリップス ヘッドフォンマラソン第2回…SHE9551
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フィリップス ヘッドフォンマラソン第4回…SHH9756
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