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キャンプツーリングはいつも過積載、すれ違うライダーの視線が痛い>_<

浮世絵…春画

2009-01-06 22:43:16 | アート・文化
室町時代から江戸時代にかけて、多くの絵師たちによって盛んに描かれた春画。その秘め事はリアルでかつデフォルメされていて、庶民たちの格好の娯楽だった。

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海外に流出した浮世絵は、デフォルメされて描かれている巨根を見て欧米人たちは日本人は巨根と勘違いしてしまうほどだった。

春画は、浮世絵師の創始者といわれる菱川師宣言からはじまり、錦絵の祖といわれる鈴木春信、枕絵界の横綱といわれる喜多川歌麿、そして北斎・・・主要な絵師は、ほとんど手がけています。

一般的には現在のグラビア誌のような受け入れ方をされていた浮世絵の春画ですが、もうひとつの役割があったそうです。
それは、セックスのハウツー本としての「嫁入り道具」。当時の女性たちの平均結婚年齢は10代前半。いまのようにネットも無いので当然結婚して男女で何をするのかわからない。そこで母親が娘の嫁入り道具の箪笥や箱枕の中に春画を入れて娘を送り出した。後は自分で見て勉強しなさいって事だそうです。考えてみるとちょっと酷な話かもしれま。

それに、嫁入りで何の前知識のない女の子がこんな猛々しい巨根が描かれた春画を見たら怖くなって引いてしまうような気がします。

春画に描かれている男女の営みは今も昔もほとんど変わりがありませんが、肉筆画(手書き)や木版画でこんなにも精緻に描かれた春画は芸術としか言いようがありません。

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