空港に住み続けていた日本人男性が、謎の女性と共に空港から出る

メキシコシティー国際空港に住み続けていた日本人男性が何故だか理由は不明だが空港から姿を消した。

昨年９月から「１番ターミナルの住人」だった野原弘司さん（４１）はトム・ハンクス主演の映画「ターミナル」になぞらえて現地で有名人になっていた。報道によると、彼は日曜日に謎の女性と共に空港から出て行ったという。これまで数回彼のところに来ていた女性だ。彼はメキシコに３月までの観光ビザがあり、帰りの切符も持っている。
★Japanese man at Mexico airport leaves with woman



昨年９月２日以来メキシコシティー国際空港１番ターミナルで日本人男性が寝泊りしていたが、先日からアパートに住むようになり、ぼさぼさ髪に薄汚いあごひげ姿も一変した。現在、散髪をして風呂に入り髭も剃って身綺麗にした野原弘司さんの姿をReforma新聞が掲載している。アパートの場所は不明で、AP通信は野原さんに連絡を取ることはできなかった。

同紙によると、野原さんはこの日曜日に「Oyuki」さんという女性と一緒に空港を出て彼女の自宅に向かったという。彼は観光ビザでメキシコにやってきたが空港に住みつくようになった理由も、そして今回突然空港を出て行った理由についても明らかにしていない。

空港には戻らないと彼は言っているようだが、この先どうするのか具体的なことは話していないという。野原さんを連れ出した「Oyuki」さんは彼がちゃんとベッドで眠ることができるようにしてあげたとだけ語り、それ以上は何も話さなかった。彼女は現在一人で生活しているが日本で働いている夫がいるという。（以下略）
★Man living at Mexico airport has new home