パラレルスのメスが☆になりました。
残念ながら今回も産卵しませんでした。
2015年2月13日に野外品を産卵セットしたのですが今回もxでした。
オスは、2月24日に☆になってしまい入手から2週間ほどの命でした。
↓ ☆ ♂
オスもメスも摂食している様子を見ないままの☆です。
これまでの経験と今回の観察を通して感じたことは、パラレルス野外品は寿命が短く
飼育して0~2か月ほどで死亡するということ。
また、パラレルスはどちらかというと低地性の種らしく
マルバネ飼育を意識した温度設定も低すぎたかもしれません(15~20度くらい)
今回は前回の「パラレルスネブトはなぜ産まない?」
で書いていたとおり産まない理由調査をしました。
蔵卵確認です。
方法は腹部を背面から切開し、体内の蔵卵調査です。
パラレルスネブトはなぜ産まない?
結果、蔵卵していませんでした。
その判断は、これまで数種の切開をした個人の経験によります。
考察として
「本種の野外個体は産卵済みが多いのではないか?」ということ。
もちろん採卵を目的とした外部環境も産卵有無の大きな要素ではあると思いますが
蔵卵していなければそれとて話になりません。
パラレルスネブトをブリードするには、野外個体なら当たりを引く?
もしくは素性の知れた飼育個体をねらえ!
ということでしょうか。
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ここからの画像は切開したパラレルスの一部内臓が見えていますので
閲覧はご注意ください!
↓ 蔵卵しているときは卵が見える
参考文献:
鈴木知之・福家武晃,2002,世界のクワガタムシ,
株式会社環境調査研究所,
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