格差社会、学歴社会、階級社会などこの国の社会を形容する言葉は枚挙いとまない。
もちろん、13億人の大競争社会でもある。
先日、北京市内を車で移動中に、中国人スタッフの女性の携帯にメールが入ってきた。
彼女がメールを見ていると、今度は彼女の小学生の娘さんから電話がかかってきた。
100点が取れなかったことを釈明し、さらに火に油を注いでいる様子。
彼女「このまえのテストで100点が取れなかったんですよ。」
拙者「そうですか、ご両親がよくできるとお子さんも大変ですね。」
彼女「そんなことないですよ、でも学校の先生からメールで送られてくるんですよ。」
拙者「点数ですか?」
彼女「いいえ、違います。今回百点をとった子供たちという写真がメールにあるんです。」
拙者「スゴイですね。ちょっと・・・。」
彼女「そうでしょう、日本は優しいでしょう。」
拙者「小学生の100点なんて意味ないでしょう。中学、高校ならすごいけど。」
彼女「私もわかってます、小学生で100点とっても中学生ではできない子の方が多い。
わかっているんですけど、こう見せつけられると、なんで自分の子はこの中にいない
んだ、ってなるでしょう。お母さん仲間で恥ずかしいじゃないですか。」
拙者「すごい競争ですね。」
彼女「そうなんですよ、学校もやり過ぎですよ。」
とまぁ、このような会話(すべて日本語)が交わされたわけです。
日本では絶対にできないことだろうが、この国ではこれぐらいはして競争に勝ち抜くこと
を強いないと子供達は生きていけないのかもしれない。
日本以上の学歴社会で格差社会なのだから。
中国に生まれなくて良かったと思った瞬間だった。
もちろん、13億人の大競争社会でもある。
先日、北京市内を車で移動中に、中国人スタッフの女性の携帯にメールが入ってきた。
彼女がメールを見ていると、今度は彼女の小学生の娘さんから電話がかかってきた。
100点が取れなかったことを釈明し、さらに火に油を注いでいる様子。
彼女「このまえのテストで100点が取れなかったんですよ。」
拙者「そうですか、ご両親がよくできるとお子さんも大変ですね。」
彼女「そんなことないですよ、でも学校の先生からメールで送られてくるんですよ。」
拙者「点数ですか?」
彼女「いいえ、違います。今回百点をとった子供たちという写真がメールにあるんです。」
拙者「スゴイですね。ちょっと・・・。」
彼女「そうでしょう、日本は優しいでしょう。」
拙者「小学生の100点なんて意味ないでしょう。中学、高校ならすごいけど。」
彼女「私もわかってます、小学生で100点とっても中学生ではできない子の方が多い。
わかっているんですけど、こう見せつけられると、なんで自分の子はこの中にいない
んだ、ってなるでしょう。お母さん仲間で恥ずかしいじゃないですか。」
拙者「すごい競争ですね。」
彼女「そうなんですよ、学校もやり過ぎですよ。」
とまぁ、このような会話(すべて日本語)が交わされたわけです。
日本では絶対にできないことだろうが、この国ではこれぐらいはして競争に勝ち抜くこと
を強いないと子供達は生きていけないのかもしれない。
日本以上の学歴社会で格差社会なのだから。
中国に生まれなくて良かったと思った瞬間だった。