逆さまに沈むさそり座

　北半球で見る星の位置に慣れているため、南半球のオーストラリアだと 「あれ、この星はなんだったっけ？」 と迷うことが多く、逆さまになって沈んでいくさそり座などは違和感というか驚かされます。

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　逆さまに沈んでいくさそり座をオーストラリアのクイーンズランド州で撮影しました。

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　わかりやすいように星座線を描いてみました。
　露出30秒、絞りF1.4、感度ISO1600、2016年6月9日4時48分（オーストラリア時間）に撮影。画像のテキスト3時48分は日本時です。

　おまけの画像です。
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　カメラを手持ちで20秒露出してみました。
　見事にブレましたが、ニコニコマークのようで面白いでしょ。（笑）

オーストラリアから帰国

　6月10日のブログ記事 【 ブリスベン空港に到着 】 の続きです。

　通信事情の悪さから、ここ数日間のブログ更新が難しく、6月10日（金）の朝8時にブリスベン空港に到着してからが大忙しでした。

　まず、レンタカーの点検を受け、チェックインし、出国審査を受け、カンタスラウンジへ。

　ラウンジ入室後は、シャワーを浴び、朝食を食べながらブログを書き上げようとしました。

　ラウンジの無料 WiFi の調子が悪かったため、機内に入り席に座った10時20分からブログ更新を開始。ドアが閉まる5分前にようやくブログ記事の投稿終了。ふぅ～、焦りました。
　空港でお土産を買う時間の余裕がありませんでした。

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　離陸して約10分後に写したブリスベン空港 （左下） です。

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　飛行経路です。

　定刻の19時ちょうどに成田空港に着陸。
　成田ビューホテルに宿泊し6月11日（土）に帰宅します。　

　今回のオーストラリア星見旅行では、口径30cmから46cmクラスの大きな望遠鏡を借用できたため、様々な天体を見て楽しむことができました。

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　2016年6月8日21時に口径31cmF15反射を使用しコリメート撮影したω（オメガ）星団です。
　露出30秒、感度ISO1600

　また機会があれば南国へ遠征し、南天の星見をしたいと思っています。

ブリスベン空港に到着

　6月9日のブログ記事 【 エータカリーナ星雲 】 の続きです。
　キンガロイの近くの町でジェームスさんの望遠鏡をお借りして2泊。
　2晩とも晴れ、星空を堪能しました。

　6月10日（金）のまだ空が暗い5時にジェームスさんのコテージをレンタカーで出発し210kmほど離れたブリスベン空港に向かいました。

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　レンタカー会社に戻す前に満タンにして返却。

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　出国審査を通り、カンタスラウンジでシャワールームを借りました。

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　ラウンジで無料の朝食を食べながら、ブログ更新作業。

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　10時から成田行きQF61便の搭乗開始。10時45分に離陸予定です。なお時刻の表記は全てオーストラリア時間です。

エータカリーナ星雲

　6月8日のブログ記事 【 見事な天の川 】 の続きです。
　オーストラリアで3泊したツインスター・ゲストハウスを6月8日（水）にチェックアウト。

　北方面へ約280kmほど離れたキンガロイという町の近くにレンタカーで到着したのは14時ごろ。

　今回のオーストラリア遠征では、えっちゃんの知り合い（？）のジェームズさんから望遠鏡が借りられるということでここまで来ました。

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　左の白いドーム内に私がお借りする望遠鏡が入っています。

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　口径31cm反射望遠鏡で撮影したエータカリーナ星雲の中心部です。
　口径31cmF15反射、SV42mm接眼鏡、コンデジLX7を使用しコリメート撮影。画像補整なし。
　2016年6月8日21時50分（オーストラリア時間）、露出60秒、感度ISO800

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　直径３．６ｍドームの中です。
　今回は口径31cmF15カセグレン式反射望遠鏡をお借りしました。私1人の貸切です。
　赤道儀は全て自作したとのこと。

　エータカリーナ星雲の他に様々な南天の天体を眼視で確認し撮影をしました。
　その様子は後日、順次アップしていきます。


　ところで、撮影地は電波の通信事情が悪く、ジェームスさんのご厚意で特別にインターネットの有線接続をさせていただき、この記事を書いています。

　望遠鏡の借用、コテージの提供、食事の提供など様々な便宜をジェームスさんご夫妻に図っていただきました。ありがとうございます。

見事な天の川

　6月7日のブログ記事 【 南十字星を撮影 】 の続きです。

　6月7日（火）、オーストラリア滞在３日目になりました。

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　宿泊しているツインスター・ゲストハウスの前景です。6月7日14時に撮影。

　当日は雲が多く、夜になって待機すること数時間。
　翌6月8日（水）1時過ぎから雲が切れ始めました。天の川が濃く見えます。

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　天の川です。左下は火星。
　天の川は銀河系の中の地球からみた数多くの星々から成り立っていますが、銀河系の形である紡錘形を彷彿とさせる形に写りました。
　コンデジLX7による自動追尾撮影。ｆ24mm、絞りF1.4、露出80秒、感度ISO800、撮影したままの元画像を画像補整なしでそのまま掲載。

　本日は3泊したツインスターズさんをチェックアウトし、別の宿泊先に向かいます。