★星空日記コリメート風goo★

星や旅などの話題を「ひらい」が札幌から発信。2010年開設。2022年7月にteacupからgooへ引越しました。

2024年2月の札幌室内管弦楽団演奏会

2024-03-01 06:00:00 | 音楽記事
 2024年2月25日(日)に開催された札幌室内管弦楽団の第25回演奏会を聴いてきました。

 演奏会場は札幌市中央区の中島公園内にある札幌コンサートホール「Kitara」大ホールです。

 地下鉄中島公園駅で下車し、夜の公園内を歩いていきます。

 公園内の藤棚の下を通ります。冬なので雪に覆われていました。春先の雪解け時には傘が必要ですけど。(笑)


 Kitaraの目の前には札幌市天文台があります。この日は夜間公開日でないので無人の天文台です。


 中島公園駅から歩いて5分ほどでKitaraの正面玄関に到着。


 前売り券は私のバイオリン師匠である松島さんから購入させてもらいました。松島さんは札幌室内管弦楽団のビオラの主席演奏者として今回も演奏します。

 ホール内は撮影禁止なので画像はありません。

 当日の演奏曲目です。
 いずれも有名な曲ばかりで、聞き応えがありました。指揮の松本寛之さんの曲目解説もわかりやすかったです。
 1曲目の「花のワルツ」は2018年1月のロシア旅行の際、サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場で初めてバレエを見たときの情景が蘇ってきました。
 そのときの様子はブログ記事 【 バレエ初観賞(1/5 3日目後半) 】に書いておきました。

 格安料金で本格的な音楽が楽しめたことに感謝です。
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札幌マミーズブラス定期演奏会2023

2023-12-13 06:00:00 | 音楽記事
 2023年も札幌マミーズブラス定期演奏会のチケットを頂戴したので、12月10日(日)にカナモトホール(札幌市民ホール)まで行ってきました。

 開場5分前の14時25分にカナモトホールに到着すると、入り口前には長蛇の列。通りかかった見知らぬ男性から「ジャニーズの演奏会ですか?」と聞かれました。多分、女性が大勢並んでいたのでそう見えたのでしょうね。(笑)


 オープニングです。今回の定期演奏会は第15回目。
 なお、演奏中の撮影は他のお客様への配慮をすれば自由だそうです。


 第二部の始めには、団員の娘さんや息子さんも一緒に演奏。マミーズブラスならではですね。


 幼い子供たちも演奏に合わせて踊っています。右端の1歳児?がとっても可愛く踊ってました。


 アンコール曲は、マツケンサンバ。今年もミラーボールが吊り下げられています。(笑)

 やはり生の演奏を聴くのはいいですね。開演前に天文指導員のMIさんから声をかけられ、隣の席同士で一緒に演奏を聴きました。
 演奏中は赤ちゃんの鳴き声も時々聞こえてきましたが、ママさんならではのアットホームな演奏会なので全てお構いなしです。

 今回の演奏曲です。
1 FLASHING WIND 作曲:J.Van der Roost
2 VILIA 作曲:F.Lenard 編曲:A.Reed
3 マゼランの未知なる大陸への挑戦 作曲:樽屋 雅徳
 これより第二部
4 ディズニー・ファンタジー・オン・パレード 編曲:樽屋 雅徳
5 ジャンボリミッキー! 作曲:M.Marinangeli 編曲:郷間 幹男
6 VARIATIONS ON A KITCHEN SINK《台所用品による変奏曲》編曲:D.Gillis
7 故郷の空 in Swing スコットランド民謡 編曲:福田 洋介
8 そりすべり 作曲:L.Anderson
9 X’massimo!《クリスマスソングの名曲メドレー》 編曲:金山 徹



 実はこの日、北24条駅近くの喫茶店でピアノとバイオリンのミニコンサートがあり、マミーズブラスの演奏会終了後、地下鉄に乗って開演時刻ギリギリに会場到着。
 観客は10数人で、私は一番前の特等席で生の演奏を聴くことができました。演奏前に撮影可否を聞かないままでしたので画像はありません。
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行進曲と金星の太陽面通過

2023-11-17 06:00:00 | 音楽記事
 自動車を運転中に眠気を催すことがあります。安全な場所に駐車し車外に出て体を動かしたり休憩を取ることが大事ですが、ちょっとした眠気ならガムを噛んだり水分補給も効果的ですね。

 眠気を遮るCDを聞くことも若干の効果があるはずです。

 行進曲が26曲収められた「世界のマーチ」というCDを11月になってから購入しました。

 私は中学1年生のときにブラスバンド部に入部し、札幌に引っ越すまで約1年間トロンボーンを吹いていました。当時の顧問教諭は主に行進曲を私たちに練習させていた影響もあって、著名な行進曲を聴くと覚醒する自分を感じます。
 現在も世界の各地で戦争が勃発し、戦争高揚のための行進曲という負のイメージもありますが、私にとっての行進曲は中学生時代の思い出に繋がるものにもなっています。

 運転中に眠気を少しでも感じたら、まず行進曲CD。眠気が去らないようならすぐに休憩を心がけたいと思います。自動車運転歴50年ですが、より安全運転に徹します。

 今回購入したCDに収められた26曲のうち、ジョン・フィリップ・スーザ( John Philip Sousa 1854-1932)が作曲した行進曲は9曲も入っています。マーチ王と言われる所以ですね。



 ところで、「金星の太陽面通過行進曲(Transit of Venus March)」という曲があります。作曲者はスーザです。軍用吹奏楽のための行進曲で「金星の日面通過」と表記される場合もあるようです。
 この作品は1882年12月6日に起きた金星の太陽面通過を祝し翌年の1883年に作曲されたもので、洪水で失われた楽譜が120年以上も経過した2003年に楽譜のコピーが発見されたそうです。
 楽譜のコピーを元に、2004年6月8日に起きた金星の太陽面通過の際にこの曲が演奏され、広く知られるようになったとのこと。以上、Wikipediaから引用。曲もWikipediaで聞くことが可能です。
 Wikipediaのリンクはこちら。 【金星の日面通過(行進曲)】  この中に音源が聞けるリンクがあります。


 スーザは行進曲を100曲以上も作曲しているそうです。1900年に撮影されたポートレートなので46歳ごろのスーザです。
( photo by Elmer Chickering 1857-1915 )→ public domain


 私は金星の太陽面通過を2回見たことがあります。
 1回目は2004年6月8日。詳細はブログ記事 【 金星の太陽面通過 】をご覧ください。
 2回目は2012年6月6日。詳細はブログ記事 【 金星の太陽面通過1 】をご覧ください。

 2004年以前に日本で見られた金星の太陽面通過は1874年(明治7年)12月9日です。3カ国から観測隊が日本まで遠征し、アメリカ隊は長崎市、フランス隊は神戸市、メキシコ隊は横浜市に布陣。この観測結果から日本の経緯度が求められた歴史的な観測だったそうです。
 その次の金星の太陽面通過は、8年後の1882年12月6日でしたが、日本では深夜の出来事で金星も太陽も地平線下で見えませんでした。

 おはなし天文学(斉田博 著 地人書館 昭和48年発行)の第1巻160ページから182ページに金星の太陽面通過の歴史的な観測意義が詳しく描かれています。古くは1600年代から太陽と地球の距離を測る試みが金星の太陽面通過観測でした。

 次回の金星の太陽面通過は2117年12月10日に日本で見られます。
 地球の公転軌道に対して、金星の公転軌道は少し傾いているため、地球・金星・太陽が一直線上に並ぶことは稀な現象です。私が生きているうちに稀有な金星の太陽面通過を2回も見られたことは幸運でした。

 Wikipediaによると、近年での金星の太陽面通過は8年、105.5年、8年、121.5年の間隔で発生するそうです。なお、水星の太陽面通過は100年間に13回か14回の割合で起きるので、金星ほど稀な現象ではありません。
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フォレスタコンサートin札幌

2023-09-29 06:00:00 | 音楽記事
 札幌コンサートホール Kitara で9月27日(水)に開催されたフォレスタのコンサートに行ってきました。古稀を迎えた自分自身への誕生日プレゼントです。

 フォレスタというのは、「BS日本・こころの歌」というテレビ番組から誕生した、音大卒メンバーのみで編成されたコーラスグループです。


 主に昭和時代の曲目が選ばれ、美しい歌声が大ホールいっぱいに響き、観客と一体となったとても素晴らしいコンサートでした。

 会場内は撮影禁止なので画像はありません。
 YouTube にアップされた数多くの歌唱の様子が視聴できますが、やはり生はいいですね。歌声とピアノ伴奏が素晴らしかったです。



 私が生まれたのは母子手帳によると午前0時30分。誕生日当日の0時30分に星を見れば良かったと気づいたのは夕方になってからでした。
 誕生日当日の16時過ぎ、青空に浮かぶこと座のベガと、はくちょう座のアルビレオを望遠鏡で見て楽しみました。見終わったら小雨がパラパラ。秋の天気ですねー。

 この日は多くの知人から誕生日メッセージ・お菓子・高級日本酒などを頂戴しました。その日の夕飯前に日本酒を飲みながら、いい人生を送っているなあと実感しました。おっと、少し飲みすぎたかも。(笑)
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キタラで音楽鑑賞

2023-08-31 06:00:00 | 音楽記事
 いつも音楽会に誘ってくれるKYさんご夫妻から、招待券が4枚あるというので音楽好きの私の知人も誘い、札幌市中央区中島公園内の札幌コンサートホール(愛称はキタラ)で8月29日(火)に開催されたクラシック音楽を4人で聴いてきました。

 紙のチケットが欲しかったのですが、今回は電子チケットしか用意されておらず、人生初の電子チケットに挑戦です。


 電子チケットをスマホの画面で表示し、入場口で待機しているモギリのお姉さまに見せると、お姉さまがスマホの画面を丸くスワイプしてくれ、画面下側が赤い「THANK YOU」に変化し入場完了。
 最近のシステムはこのようになってるんですねー。モギリ嬢(捥り嬢)という言葉は死語になって、今後はスワイプ嬢という新語が発生かな。(笑)
 男性がモギリすることもあるので、スワイプスタッフが適切かも。何だか味気ないですねー。そんなくだらない事を考えながら席へ向かいました。


 今夜の演奏は、指揮が松本宗利音さん、ピアノ演奏は亀井星矢さん、管弦楽は札幌交響楽団です。大ホールの入り口前でパンフレットを撮影。

 2階席のRB6列という席で4人一緒に鑑賞。会場内は撮影禁止なので画像はありません。

 配布されたパンフレットによると、松本宗利音さんは1993年11月生まれの29歳という新進気鋭の指揮者です。
 また、亀井星矢さんは2001年12月生まれの21歳で、2022年のロン=ティボー国際コンクールで1位となるなど近年目覚ましい活躍をしている若手ピアニストです。

 第一部は、オーケストラの魅力と題してバレエ「くるみ割り人形」からセレクションされた曲目が演奏されました。花のワルツとか金平糖の精の踊りなど親しみやすい曲が17曲ほど演奏されました。
 
 演奏を聴いていると、5年前の2018年1月にロシアのサンクトペテルブルクで人生初のバレエ「くるみ割り人形」を鑑賞したときのことを思い出しました。そのときのことは 【 2018年1月17日のブログ記事 】に書いてあります。

 第二部は、亀井星矢のチャイコフスキーと題し、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番が演奏されました。
 私はピアノ演奏のことはよく分からない素人ですが、力強い演奏と繊細な響きがマッチした見事な演奏に魅了されました。

 アンコール曲はリストのラ・カンパネラでした。フジコ・ヘミングさんの演奏とはかなり表現方法が違うことを感じました。熱演に拍手がなかなか鳴り止みませんでした。

 キタラを出ると、心地よい夜風です。心地よい音楽の余韻に浸りながら帰宅しました。
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