★星空日記コリメート風goo★

星や旅などの話題を「ひらい」が札幌から発信。2010年開設。2022年7月にteacupからgooへ引越しました。

航空機の操縦席を降機時に見学

2024-11-11 06:00:00 | 2024世界一周航空券
 2024年7月の世界一周中に航空機の操縦席「コックピット」を見学する機会を得ました。

 これまでブログには見学時の写真掲載を見送っていました。なぜなら営業飛行する航空機の操縦席への入室はちょっとマズイのではないかと考え文章掲載だけにしていました。

 あれから色々と調べてみると、確かに日本の法律では操縦席への入室は飛行中はおろか駐機中でも禁止らしいのですが、海外では飛行中の入室は禁止されているものの、着陸後のエンジンストップの状態であれば入室が許されているようです。

 ということを踏まえ、8月にブログアップした記事 【 世界一周航空券(フライト7回目) 】では掲載しなかった見学時の画像を今回掲載します。



 2024年7月27日(土)ドーハ空港発クアラルンプール空港行きのマレーシア航空MH161便に搭乗する際の画像です。

 クアランプール空港着陸の少し前、機内で親切にしてもらったCAさんから「サプライズプレゼントがあります」と言われ、駐機後に操縦席へ招き入れてくれました。


 エアバスA350-941型機、機体登録9M-MAFの操縦席です。機長さん(左)と副操縦士さん(右)も歓待してくれました。
 初めての体験に私の顔が引きつっています。(笑)
 とても良い記念になりました。粋な計らいに感謝です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファーストクラス世界一周を終えて

2024-08-09 06:00:00 | 2024世界一周航空券
 2024年6月から7月にかけ、ワンワールド世界一周航空券を使った海外旅行を楽しんできました。

 長期間自宅を留守にできない事情があったことから世界一周を2回に分け、前半は6月6日(木)から10日(月)までの5日間とし、南アフリカのヨハネスブルグで世界一周を中断、別手配の航空券で帰宅しました。
(前半のフライト一覧はブログ記事 【 世界一周航空券(前半のまとめ) 】を参照)

 後半は7月25日(木)に別手配の航空券でヨハネスブルグまで戻り、7月26日(金)から世界一周を再開、29日(月)までの5日間で旅行を終えました。
(後半のフライト一覧はブログ記事 【 世界一周航空券(後半のまとめ) 】を参照)

 延べ10日間の世界一周では飛行機に乗継いでいくだけの観光がほぼない世界一周でした。新型コロナウイルス対策のため搭乗中や空港内ではマスクの着用と手洗いを励行していました。幸いにもこのブログ投稿時点では新型コロナウイルスに感染していないようです。


 今回のファーストクラス世界一周を終えて感じたことをいくつか書いてみます。

★全てのフライトをファーストクラスにするのは至難★
 2024年1月ごろからワンワールドの世界一周航空券のルールを読み、5日×2回の世界一周プランをいくつか考えましたが、ファーストクラス設定の路線が少ないことから何度もプランを練り直しました。
 その結果、世界一周航空券によるフライトは10回、そのうちファーストクラスのフライトが8回とファーストクラス設定がない路線のビジネスクラスフライトが2回になりました。
 世界一周の中断地点まで往復に要した別手配のチケットは全てエコノミークラスで6回のフライト。世界一周航空券10回のフライトを合わせると16回のフライトになりました。

★私にはビジネスクラスで充分でした★
 世界の大手航空会社ではファーストクラスを減らす潮流があると聞き、今回は金銭的にかなり厳しかったのですがファーストクラスによる世界一周を選択しました。
 しかし、最新のビジネスクラスでは半個室化が進められていて、長時間フライトであってもファーストクラス並みの快適さが味わえることが分かりました。ファーストクラス設定の路線は徐々に減ってきているようです。
 今回の世界一周で庶民の私にはビジネスクラスでも充分満足できたと感じました。ファーストクラスは私には贅沢すぎました。(笑)

 これは、予約した2024年5月現在のワンワールド運賃表です。私は5大陸ファーストクラスを選択。複雑なルールを熟読し自力でフライトプランを策定。予約はJALのLINEチャットを利用し発券してもらいました。発券手数料は無料でした。
 なお、同じルートでファーストクラスを個別に予約した場合の運賃+燃油サーチャージなどは860万円ほどになりますが、世界一周航空券だと燃油サーチャージなどを入れて157万円ほどでしたので実に82%引きの割引き航空券になります。
【2024年10月14日:記事追加】
 ワンワールド世界一周航空券の運賃が2024年10月から値上げされました。日本円だとエコノミークラスは10%、ビジネスクラスとファーストクラスは20%の大幅値上げです。詳しくはワンワールドのホームページをご覧ください。

★航空会社によるCAさんの微妙な違い★
 確かに日系JALのCAさんは親切で配慮が行き届き安心です。文化の違いなのでしょうか搭乗した7社のCAさんの微妙な違いを感じ取ることができました。その中でも特にマレーシア航空のCAさんが人に寄り添いながら共感性が豊かで素晴らしいと感じました。

★飛行機に乗るだけでは旅の思い出は半減★
 いくら飛行機に乗ることが好きであっても、その土地を自分で歩き現地の人との何気ない交流の体験に旅の醍醐味と感動があります。文化の違いを肌で感じ、生きる知恵を学ぶきっかけにもなると思います。
 今回は退職金の残金をほぼつぎ込んでしまいました。次回の世界一周をするには資金の余裕がないためサマージャンボミニという宝くじを10枚3,000円分だけ購入しました。

 宝くじに当たったら、次回はANA系スターアライアンスの距離制世界一周航空券を利用し、現地泊プランも必ず組み入れることにします。(笑)

★欠航や大幅な遅延が無くてラッキー★
 クアラルンプール以外の都市では宿泊せずにほぼ飛行機に乗継ぐだけのプランだったことから、欠航や大幅な遅延があればその後の搭乗プランを全て変更しなければならないリスクがありました。
 幸いにも当初プランの変更をしなくて済んだのはラッキーでした。(各都市で宿泊するプランだとリスク回避ができます。)

★搭乗機の窓から星の撮影★
 CAさんに了解をいただき、窓に自作忍者レフをマスキングテープを貼り付けて満足に撮影できたのは東京からシドニーへの1便だけでした。残りのフライトでは高層雲や白夜のため撮影ができませんでした。

 自作忍者レフを窓に仮止めし撮影準備をしています。カンタス航空のシドニー発ロサンゼルス行きの機内の様子です。座席予約時には進行方向の左側座席にするか右側座席にするか、事前に撮影したい星空のシミュレーションをして決めていました。

★時差ボケ★
 私の場合、世間一般で言われている「時差ボケ」を感じたことが殆どありません。これは若い頃から星を見るという昼夜逆転や短時間睡眠の頻度が高かったことが影響しているのかもしれません。もしかしたら体質かも。地球を東回りでも西回りでも少し寝ただけで体調はすぐに回復するので、世界一周には支障がなかったことを再認識しました。

★ファーストクラスで貰ったパジャマ★

 国際線ファーストクラス最初のフライトはJAL(JL)でパジャマを貰えたのですが、ロストバゲージで手元に戻ってきませんでした。右下は国際線ファーストクラス最後のJALフライトで貰ったパジャマです。
 ブリティッシュエアウェイズ(BA)のパジャマは座席に置き忘れて降機してしまいました。高級なパジャマでしたので残念。
 アメリカン航空(AA)のパジャマは着なかったので未開封。マレーシア航空(MH)のパジャマを着たのですが新品を持っていってねと大盤振る舞いでした。
 カタール航空(QR)の便ではファーストクラスの設定がなくビジネスクラスでしたがパジャマが貰えました。

★ファーストクラスで貰ったアメニティセット★
 かなり高級なアメニティセットが各搭乗ごとに貰えました。私は殆ど使わないのでメルカリにでも出品してみますかね。
 世界一周の前半では小さなリュックを用意し、各フライトで貰えるパジャマとアメニティセットを入れて預け入れ荷物にしましたが、見事ロストバゲージとなってしまいました。
 世界一周の後半では預け入れ荷物にしないでパジャマとアメニティセットはビニール袋に入れて手荷物とし、機内持ち込みしました。最初は小さなビニール袋でしたがどんどん膨らみ、最後はJALの大きなビニール袋を使わせてもらいました。

★オフライン音声翻訳機★
 旅行直前に購入したオフライン音声翻訳機は全く使いませんでした。英会話は度胸と笑顔と短文の HiraEnglish を多様。どうしても意味が通じない場合はiPadのGoogle翻訳機能を使いました。起動まで35秒もかかってしまう音声翻訳機の出番はありませんでした。
 今回の世界一周では聴力と記憶力の低下を認識。以前は簡単に出てきた定例文も口から出てきづらくなってきました。普段から意識して定例短文を口ずさむ必要性を痛感しました。


 宝くじが当たったら次回の世界一周はANA系スターアライアンスを利用し宿泊は超高級ホテル。自宅を長期間留守にできるようなら大型クルーズ船での世界一周もいいですね。妄想は膨らむばかりです。宝くじが当たりますように。(笑)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界一周航空券(後半のまとめ)

2024-08-08 06:00:00 | 2024世界一周航空券
 前回のブログ記事 【 世界一周航空券(フライト10回目) 】で後半のフライト状況を書き終えたので、2024年7月25日(木)から29日(月)まで5日間の世界一周(後半)を振り返ってみます。

◆中断地点のヨハネスブルグまでフライト1回目は 【 札幌から羽田へ 】

 座席はエコノミークラスの28A


◆中断地点までフライト2回目は 【 東京から香港へ 】

 座席はエコノミークラスの43D



◆中断地点までフライト3回目は 【 香港からヨハネスブルグへ 】

 座席はエコノミークラスの43D


 ヨハネスブルグから世界一周の後半部分を再開します。


◆世界一周航空券(フライト6回目)は 【 ヨハネスブルグからドーハへ 】

 座席はビジネスクラスの2K



◆世界一周航空券(フライト7回目)は 【 ドーハからクアラルンプールへ 】

 座席はファーストクラスの1K



◆世界一周航空券(フライト8回目)は 【 クアラルンプールからバンコクへ 】

 座席はビジネスクラスの1F



◆世界一周航空券(フライト9回目)は 【 バンコクから東京へ 】

 座席はファーストクラスの1D



◆世界一周航空券(フライト10回目)は 【 東京(羽田空港)から札幌(新千歳空港) 】

 座席はファーストクラスの2K

 世界一周(後半)のフライト状況を一覧表にしてみました。



 なお、Flightradar24 というアプリでは出発時刻を飛行機が離陸用の滑走路をスタートした瞬間(TO=テイクオフ)、到着時刻を飛行機が滑走路に接地した瞬間(TD=タッチダウン)にしているようです。


 これはフライトの様子を記録した私のメモで、右側の列に離発着の時刻を書きました。
 ドアが閉められた時刻(door.C)・プッシュバック時刻(PB=正式にはこれが出発時刻)・着陸後に完全に停止したタキシングストップ時刻(TS=正式にはこれが到着時刻)・ドアが開けられた時刻(door.O)も私は記録していますが、ドアが見えない座席やドア開閉のアナウンスがないフライトもあったことからドアの開閉時刻を記録できたのは半数ほどのフライトにとどまりました。

 次回のブログ記事 【 ファーストクラス世界一周を終えて 】に続きます。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界一周航空券(フライト10回目)羽田から札幌へ

2024-08-07 06:00:00 | 2024世界一周航空券
 前回のブログ記事 【 世界一周航空券(フライト9回目) 】からの続きです。

 いよいよ世界一周航空券による最終フライトです。
 2024年7月29日(月)、羽田空港第1ターミナルのJALダイヤモンドラウンジを出て札幌行きJL511便(A350-941「JA06XJ」)に搭乗します。


 10時30分発札幌行きのJL511便です。


 座席は2K。8席あるファーストクラスは満席。

 定刻よりも20分遅れ10時50分に羽田空港を離陸。


 機内で提供された昼食です。

 12時06分、雨模様の新千歳空港に着陸しました。


 降機後、搭乗してきたJL511便を撮影。これで世界一周航空券の旅が終わりました。

 空港連絡バスに乗り札幌の自宅に帰ったのは14時過ぎ。事故なく無事に帰宅できたことにホッと一安心です。

 思えば、初めて飛行機に乗ったのは1974年の夏でした。当時の運輸省(2001年からは国土交通省)へ出張を命じられ初めて飛行機に搭乗。当時の航空券は旅行代理店を通じて入手するのが一般的でした。
 あれからちょうど50年。世界一周航空券をWeb上で自ら予約できる時代になりました。

 次回のブログ記事 【 世界一周航空券(後半のまとめ) 】に続きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界一周航空券(フライト9回目)バンコクから羽田へ

2024-08-06 06:00:00 | 2024世界一周航空券
 前回のブログ記事 【 世界一周航空券(フライト8回目) 】からの続きです。

 バンコクのスワンナープ国際空港内にあるJALラウンジを2024年7月28日(日)の20時20分ごろに出て、羽田行きJL34便の搭乗口G5へ向かいます。


 ゲートG5は一番奥です。


 21時35分から搭乗開始。


 私の座席は1D。8席あるファーストクラス席は満席で、窓側のA席やK席を予約できませんでした。


 例によってシャンパンをグラス半分だけいただきました。ちょっぴり多めに注いでくれたようです。(笑)

 定刻よりも20分遅れて現地時刻22時25分(UT+7h)に日本航空JL34便(B777-346ER「JA735J」)はスワンナープ空港を離陸しました。飛行予定時間は6時間15分です。
 なお、使用機材は6月6日(木)に搭乗した東京発シドニー行きJL51便と同じ機材JA735Jでした。


 空港のJALラウンジでチキンカレーを食べてきたので機内食をほんの少しだけ頂き、JALパジャマに着替えフルフラットベッドで就寝。


 3時間ほど仮眠後、日本時間(UT+9h)の3時半ごろにフルーツ盛り合わせを頂きました。暗い照明の中で撮影したため画像がブレてしまいました。


 機内照明が明るくなり朝食はフレンチトーストを選択。ゆっくり食べていると窓の外が徐々に明るくなり朝焼けが始まりました。

 いつもであれば、窓から見える景色やディスプレイに表示されるフライトマップを見て楽しみます。今回の世界一周ではそれに加え、音楽を意図的に聞くことも多かったです。16回のフライトで映画を見たのは2本だけでした。
 確かブリティッシュエアウェイズのヘッドフォンは騒音がかなり防止され音質も良く、臨場感のある音楽を楽しむことができました。

 国際線ファーストクラスの最終フライト、バンコクから羽田までのJAL便でもジャズやクラッシックの有名な曲を聞きながらゆったりとした気分に浸ります。
 ルスランとリュドミラ、交響詩フィランデア、威風堂々、ペルシャの市場にて、ハンガリー狂詩曲、軽騎兵序曲などなど。そろそろ羽田空港に着陸です。

 6時ちょうどにJL34便は羽田空港に着陸。定刻より20分早い到着です。第3ターミナルで降機。

 入国審査は自動審査機で2分ほどで終了。税関申告はいつも通り紙申告です。今回は紙申告者がいつもより多かったため10分ほど列に並びました。
 第3ターミナルの外に出て無料シャトルバスに乗り第1ターミナルへ。保安検査を通りJALラウンジへ向かいました。


 羽田空港第1ターミナルのJALダイヤモンドラウンジから富士山が見えました。富士山の下の建物は羽田空港第3ターミナル(国際線ターミナル)で外国の飛行機がたくさん駐機しています。

 ラウンジ内のシャワーを浴びてから軽く食事。

 次回のブログ記事 【 世界一周航空券(フライト10回目) 】に続きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする