★星空日記コリメート風goo★

星や旅などの話題を「ひらい」が札幌から発信。2010年開設。2022年7月にteacupからgooへ引越しました。

2024年秋オーロラの旅(フェアバンクス3日目)

2024-12-12 06:00:00 | 2024アラスカ(オーロラ)
 フェアバンクスで宿泊したホステルから96km離れた携帯電話も繋がらない場所で、素晴らしいオーロラを見たことを前回のブログ記事 【 2024年秋オーロラの旅(フェアバンクス2日目の夜、見事なオーロラが) 】に書きました。今回のブログ記事はその続きです。

 フェアバンクス3日目になりました。
 12月1日(日)の5時に寝て、起きたのは12時でした。昼食を食べシャワーを浴びてからブログの下書きをし、1時間ほど昼寝。

 フェアバンクス在住の八重樫さんがファーマーズマーケットに出品しているというので見てきました。


 15時40分に宿泊先の Billie’s backpackers hostel の前でレンタカーの暖気運転を開始。この日の日没は14時59分で太陽は既に40分ほど前に沈んでいます。気温はマイナス26度。


 ファーマーズマーケット会場のカールソンセンターに到着。

 多くの出品物を見ながら八重樫さんのブースに辿り着きました。


 八重樫さん(左)と手伝いに来ていた東京の大学生の本田さん。お二人とも拙ブログへの顔出しokありがとうございます。

 フェアバンクスに着いてから購入した食材が少し足りなくなってきたので、日本人が経営しているベーカリーがマーケットに出品中と八重樫さんからお聞きし、これ幸いにメロンパンとシュトーレンを購入しました。

 今夜はオーロラがあまり活発でないようです。空が暗い遠方まで行くのを躊躇していたら、八重樫さんから自宅前でのオーロラ撮影はいかがですかと有難いお申し出。20時過ぎにお伺いすることにしました。

 ホステルに帰る前、フレッドマイヤーでハンドクリームを購入。極度の乾燥で保湿が必須です。

 ホステルで夕飯のあと、20時30分に八重樫さん宅前に到着。広い敷地内に降り積もった雪を踏み固めれば、どこでも撮影できそうです。

M127-7931
 北東の低空にオーロラが出始めたようです。21時22分にミラーレスカメラで撮影。焦点距離12mm、露出1秒、絞りF1.4、感度ISO6400

 21時過ぎにSQM装置で夜空の暗さを測定。天頂付近の空の暗さはSQM値で18.8。ギリギリ天の川が見えるか見えないかぐらいです。街明かりが少し気になるものの、途中で暖を取ることができるお手軽なロケーションで助かります。

M127-7939
 今夜は予報どおり活発なオーロラにはならないようです。21時41分に撮影。焦点距離12mm、露出1秒、絞りF1.4、感度ISO6400

 戸外で2時間ほど頑張りましたが、八重樫さんのお宅で小休止。


 ホットココアとマフィンをご馳走になりました。ネコちゃんスプーンが可愛いですね。
 マイナス30度近い屋外でオーロラ観察をする上で、暖かな室内と温かい飲み物は天国です。

 30分ほど休憩させてもらい再度戸外でオーロラを待ち受けます。

M127-7957
 北斗七星が上の方に写っています。23時30分に撮影。焦点距離12mm、露出1秒、絞りF1.4、感度ISO6400

 オーロラ姫のご機嫌が悪く雲が多くなってきたので、この写真撮影直後に敷地から撤収しホステルまで戻りました。八重樫さん、敷地の提供と暖かな休憩場所の提供ありがとうございました。ホットココア、体が温まりました。

 次回のブログ記事 【 2024年秋オーロラの旅(フェアバンクス4日目、予想外のオーロラが) 】に続きます。
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2024年秋オーロラの旅(フェアバンクス2日目の夜、見事なオーロラが)

2024-12-11 06:00:00 | 2024アラスカ(オーロラ)
 前回のブログ記事 【 2024年秋オーロラの旅(フェアバンクス1日目から2日目) 】からの続きです。

 フェアバンクス2日目の2024年11月30日(土)夕方に宿泊先の Billie’s backpackers hostel を出発。出発時に小雪が降っていたものの、夕方から晴れる予報なのであまり心配していません。

 2023年春のフェアバンクス訪問時に近辺のロケハンをしています。そのときの場所を参考に今夜はチナ温泉に行く途中の道路脇駐車スペースまでレンタカーを2時間ほど運転し遠征することにしました。
 ホステルから目的地までは片道96km。17時10分に到着しました。あと5km走るとチナ温泉保養地です。

 17時50分、まだ薄明は終了していませんが、空の暗さを測定するSQM値は21.0でした。18時30分には21.2を観測。
 北東の空に眼を凝らすと、かなり薄いオーロラが出ているようです。撮影してみると確かに緑色のオーロラでした。2023年春にフェアバンクスで見たオーロラはこんなもんじゃないと車内で待機。


 気温はマイナス19度。比較的に暖かですが風速5m/sぐらいの風があり、体感温度はマイナス30度ぐらいに感じます。地吹雪も時々起きているものの、あまりの寒さにレンズには雪が張り付かないようです。

 待機中に、救急車がチナ温泉方面へ緊急ライトを光らせながら走っていきました。その後パトカー2台と消防工作車らしき2台も猛スピードで走って行きました。多分、温泉保養地で事故が起きたのでしょう。30分ほどすると救急車がフェアバンクス方向へ猛スピードで帰っていきました。
 後で知人から聞いた話だとチナ温泉付近で自動車の玉突き衝突人身事故が発生、長時間の道路通行止めも発生したのだとか。

 なかなか「濃いオーロラ」が出ないなあと車内で待機しながら北東の低空を車の窓から見ていました。だいぶ待って車外に出ると、何と真上にオーロラが出始めていました。慌てて撮影準備。

M126-7497
 最初はミラーレスカメラに広角レンズで撮影を始めたものの、オーロラが全天に見え始めたので対角魚眼レンズに交換して撮影。右上の輝星は木星で右下は火星。
 焦点距離7.5mm、絞りF2.8、露出20秒、フェアバンクス時刻で2024年11月30日(土)22時41分(世界時で11月30日13時41分)に撮影。

M126-7506
 中央やや右下は北斗七星。焦点距離7.5mm、絞りF2.8、露出20秒、22時49分に撮影。

M126-7538
 オーロラの明かりで雪が緑色に照らされています。中央の輝星は木星。手前の自動車は私が運転してきたレンタカーで、その奥には無人の自動車が駐車してあります。昨年春の時にも同じような自動車が駐車していました。なお、レンタカーが写りやすいように淡い照明を当てています。
 焦点距離7.5mm、絞りF2.8、露出20秒、22時49分に撮影。

M127-7609
 全天を覆うオーロラが1本道のように変化しました。左端は「すばる」、右端はベガ。焦点距離7.5mm、絞りF2.8、露出10秒、23時21分に撮影。

M127-7687
 オーロラは激しく変化していきます。左下はオリオン座。焦点距離7.5mm、絞りF2.8、露出10秒、23時42分に撮影。

M127-7701
 オーロラの一部の輝度が明るくなりました。右端には北斗七星。焦点距離7.5mm、絞りF2.8、露出10秒、23時55分に撮影。

M127-7770
 特徴的な形をしたオーロラが現れなくなり全天がまるで「バスクリン風呂」のような感じになってきました。オリオン座が南中しています。焦点距離7.5mm、絞りF2.8、露出10秒、日付けが変わって12月1日(日)0時29分に撮影。

 そうこうしていると1台の車が停車。私が撮影していると知ってすぐにライトを消してくれました。話しかけてみるとハワイから来たカップルさんでした。スマホでオーロラの記念写真を撮ろうと四苦八苦していたので、私のミラーレスカメラで撮影し彼のメアドまでホステル帰宅後に送信することにしました。(遠征先の駐車場所はスマホの圏外です)

M127-7921
 徐々にオーロラが薄くなってきました。冬の大三角が写っています。焦点距離7.5mm、絞りF2.8、露出13秒、2時21分に撮影。

 撮影中、強風でカメラが三脚ごと倒れてしまいました。柔らかな雪の上に倒れたのでカメラは無事。天気予報だと風は穏やかだったはずなのに時折10m/sぐらいの突風が吹きました。
 なお、上記のオーロラ画像の全ては画像補整などの強調処理や現像処理を一切していない撮って出しJPEG画像です。

 これ以上、オーロラは明るくならないと判断し、2時30分に現地を撤収、4時過ぎにホステルに戻りました。
 次回のブログ記事 【 2024年秋オーロラの旅(フェアバンクス3日目) 】に続きます。
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2024年秋オーロラの旅(フェアバンクス1日目から2日目)

2024-12-10 06:00:00 | 2024アラスカ(オーロラ)
 前回のブログ記事 【 2024年秋オーロラの旅(シアトルからフェアバンクスまで) 】からの続きです。

 シアトル空港を離陸しフェアバンクス空港に到着したのは2024年11月29日(金)の深夜2時20分でした。

 これからフェアバンクス1日目の始まりです。

 回転台からバゲージを受け取り、レンタカーのスタッフが窓口に来る早朝6時半まで4時間ほど空港ロビーで待機します。

 私を含め5人が空港内で待機するようです。私は左端の椅子で待ちます。黄色のバゲージが寂しそう。


 日本から持参した寒暖計を窓の外に置き4時ごろに接写。気温はマイナス30度。建物内の気温は18度ほどなので防寒着を着たままだと寝られる暖かさです。
 知人とのメールのやり取りやブログの下書きを書き1時間ほど仮眠。

 6時30分になってAlamoレンタカーのお姉さまが窓口に到着。必要事項にサインし車の鍵を受け取りました。なお、必ず10分以上の暖気運転をしてから車を動かしてくださいとの注意がありました。

 暖気運転中のインジケーターにはマイナス34度の表示。10分後、エンジン保温用の外部電源コードを外し、フレッドマイヤーという大型スーパーまで運転します。
 オールシーズンタイヤでもあまりの寒さでタイヤグリップはいいようです。でも過信しないで安全運転。

 朝7時過ぎに大型スーパー店のフレッドマイヤーで食料品を買い出し、店内のスターバックスでコーヒーを注文。これから4泊する宿泊先まで行きます。


 宿泊先 Billie’s backpackers hostel へのチェックインは10時以降にとホステルのオーナーから事前に連絡があったので、10時にホステル到着。右側が運転してきたレンタカーです。
 北緯65度のフェアバンクスの11月29日の日の出は10時15分。まだ日の出前です。


 当初はドミトリーの部屋を予約するつもりでしたが、夜な夜な出かけるときの騒音が迷惑と考え割高の個室にしました。仮眠の後に写したのでベッドが乱れています。左下は食材として購入したパンとバナナ。

 2時間ほど仮眠後、購入したパンなどで昼食。シャワーを浴びブログの下書きを書いたり、リビングルームで他の宿泊者と雑談しました。もちろん稚拙な HiraEnglish です。
 仮眠を少しすると、いわゆる時差ボケに類する体調不良は殆どありません。私は時差ボケに鈍い体質のようなのです。


 フェアバンクス在住の八重樫さんからご自宅へのお誘いを受けたので18時ごろに訪問させていただきました。

 八重樫さんの娘さんも一緒に3人でテーブルを囲みました。八重樫さんお手製の蕎麦です。私好みの薄味で美味しく頂戴しました。八重樫さんに飛行機の窓から撮影したオーロラ画像を見てもらいました。

 気がつくと、オーロラの話題などで4時間があっという間に経過。22時にステイ先に戻りました。今夜は雲が多くオーロラもそれほど活発でないようです。
 曇りがちの天候のせいもあって、帰路の気温はマイナス25度ほど。それほど低くありませんでした。ということで今夜は大人しく寝ることとし、24時に就寝。


 フェアバンクス2日目の11月30日(土)、朝9時過ぎにゆっくりと起床。個室内の気温は常時24度ほどで毛布1枚で寝られました。


 1階のダイニングキッチンに行き、昨日のうちにフレッドマイヤーで購入した食材で朝食。共用の冷蔵庫に入れる食材には名前を書いておきます。


 共用のダイニングキッチンです。宿泊者のボブが朝食をセルフ調理中。調理器具や食器が用意されていて、果物やシリアルやコーヒーなどの食材が無料提供されています。
 テーブルの上にはゲストブックが置いてあるので私も書き込みしました。


 朝食後にレンタカーの暖気始動(駐車したまま10分ほどエンジンをかけっぱなしにする)をします。
 昨夜のうちに少しだけ雪が降ったようです。気温はマイナス22度と暖か。

 車の先端にちょっと突き出ているのは駐車中にエンジンが凍らないようエンジンヒーター用の電源ソケットです。フェアバンクス空港でレンタカーを借りる際、車には電源ケーブルが接続されているので動かす前にソケットからケーブルを外さなければなりません。

 昨夜、八重樫さん宅を訪問した際にも念のためケーブルを繋いでもらいました。ホステルにはオーナー用のケーブルしかないようなので、朝方に暖気始動をしておきました。

 さて、いよいよオーロラを見に遠征してきます。次回のブログ記事 【 2024年秋オーロラの旅(フェアバンクス2日目の夜、見事なオーロラが) 】に続きます。
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2024年秋オーロラの旅(シアトルからフェアバンクスまで)

2024-12-09 06:00:00 | 2024アラスカ(オーロラ)
 前回のブログ記事 【 2024年秋オーロラの旅(シアトル空港でのチェックイン) 】からの続きです。

 シアトル発フェアバンクス行きのアラスカ航空AS223便に搭乗したのは2024年11月28日(木)22時33分でした。

 なお、アラスカ航空は2016年からJALとのマイレージ提携とコードシェア便の実施が開始され、今回の搭乗はJALのマイレージを使って予約しています。2021年からはJALと同じワンワールドという航空連合に加盟したことでアラスカ航空のラウンジも使えました。


 今回、私が搭乗する使用機材はB737-990ER型、登録名N297AK。座席はエコノミー席が3+3の配置です。
 飛行時間は4時間弱。航路の途中でオーロラが見えるかもしれないという期待で進行方向右の窓側座席30Fを予約。窓側席だとトイレの心配がありますが、オーロラ優先です。(笑)

 お隣の30Dと30Eはアラスカ在住のカップルが着席。男性の方はオーロラを見るのにKpインデックス予報が出ているサイトを見ているとのこと。私も同じサイトの利用者です。今夜はKpインデックスが2だから明るいオーロラは出ないだろうと男性は言います。


 ちょうど私の席から私のバゲージが積み込まれるのが見えました。黄色に赤のベルトなのですぐにわかります。


 搭乗機は誘導路の途中で停止。凍結防止剤の散布が始まりました。


 霧の中、滑走路へと向かいます。アラスカ航空の尾翼にはアラスカの先住民エスキモーの顔がプリントされているので、霧の中からヌーっと現れると驚くことがあります。(笑)
 定刻よりも40分ほど遅れ23時40分ごろに離陸。

 離陸後1時間半が経過。
M126-7265
 試しに窓から撮影してみると、主翼の上に低緯度オーロラらしきものが写りました。眼視では全く分かりません。オーロラ自体が淡いせいもありますが、ウイングレットが照明で眩しいことも見えない要因でしょう。焦点距離12mm、手持ちで露出4秒、絞りF1.4、感度ISO8000、ミラーレスカメラで11月30日1時16分(シアトル時間)で撮影。
 もう少し前方右側の窓側座席を予約したかったのですが、航空券予約時にはすでに埋まっていて選べませんでした。なお、主翼がオレンジ色に光っているのは航空機の上部に設置され点滅している保安灯に照らされているためです。

M126-7275
 フェアバンクスが近づくにつれ、肉眼でもハッキリと判るオーロラが見えてきました。撮影データは1枚目と同じ。1時44分に撮影。

M126-7312
 オーロラが徐々に明るく広く見えてきました。ユラユラと揺れ動く様子が肉眼でハッキリとわかります。2時00分に撮影。

M126-7357
 2時11分に撮影。オーロラが露出オーバー気味になったので、露出をこれまでの半分の2秒に短縮。左上の青いものは機内照明が漏れたためです。

M126-7373
 2時14分に撮影。さらに露出を短縮し1秒露出。赤い保安灯は約1.3秒間隔で点滅するので、1秒露出だとタイミングさえ良ければ主翼が赤く写りません。

M126-7458
  フェアバンクスに近づくにつれオーロラが天頂方向にも広がってきたので、撮影レンズを12mmから対角魚眼7.5mmF2.8レンズに変更しました。
 4秒露出、絞りF2.8、感度ISO8000、2時48分に撮影。北斗七星が中央やや右上に写っています。左の輝星はベガ。

 なお、上記のオーロラ画像の全ては画像補整などの強調処理や現像処理を一切していない撮って出しJPEG画像です。

 フェアバンクス空港には定刻よりも30分ほど遅れのシアトル時間で3時20分、フェアバンクス時間で2時20分に着陸。見事なオーロラが見えたことで飛行中は寝ることもなくトイレの心配もおきませんでした。(笑)
 降機する直前に窓から私のバゲージが降ろされるのを目撃。自分の預入れ荷物の搬入と搬出の両方を目撃できたのは初めてです。


 今回の飛行経路を flightradar24 というアプリで表示してみました。
 なお、到着したフェアバンクスは北緯65度、経由地のシアトルは北緯48度、私が住む札幌は北緯43度です。

 次回のブログ記事 【 2024年秋オーロラの旅(フェアバンクス1日目から2日目) 】に続きます。
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2024年秋オーロラの旅(シアトル空港でのチェックイン)

2024-12-08 06:00:00 | 2024アラスカ(オーロラ)
 前回のブログ記事 【 2024年秋オーロラの旅(羽田からシアトルまで) 】からの続きです。

 シアトル時間で11月28日(木)の8時40分に起床。ホテルの朝食は9時まで。急いで朝食会場へ向かいました。

 お世辞にも美味い朝食とは言えなかったので写真は省略。テレビではサンクスギビングディのパレード中継を放送していました。


 朝食後、ホテルの玄関先で写した朝霧です。
 朝食会場からコーヒーを持って自室に戻りました。

 チェックアウトは12時まで。早めにシアトル空港(正式名称はシアトルタコマ国際空港、現地の人はシータック空港と呼称)に行っても深夜の搭乗便なのでチェックインできないし、重い荷物を持っての観光も体力的に避けた方がいいと考え、ホテルのチェックアウト後はホテルのロビーで休憩させてもらってから13時半のシャトルバスで空港へ送ってもらいました。


 10分ほどでシアトル空港に到着。運転手さんがチェックインカウンターまでの道順を丁寧に教えてくれました。チップを手渡ししバイバーイ。送ってくれたシャトルバスが左端に写っています。

 早速、空港チェックインカウンターのスタッフに聞くと、23時05分発の便だと4時間前の19時05分からでないとバゲージの預け入れができないとのこと。やはりね。搭乗券だけを印刷してくれました。

 さて、どこか休む場所を探さなくては。
 インフォメーションコーナーのお姉様に聞くと、チケットカウンターがあるTレベルの1階上のMレベルの場所に椅子があって落ち着けるのでそこがお勧めとのこと。Tレベルにも椅子があるけど人通りが多くて落ち着かないそうです。

 制限区域外の椅子。あまり人が来ないというか空港スタッフの何人かはここでご飯を食べたり休憩していました。柔らかい椅子で座り心地もいいですが、肘掛けが固定なので横になることはできません。
 ここで休憩しながら前の日にチャイナタウンで買ったバナナとパンで昼食。ついでにブログの下書きも忘れないうちに書いておきます。Zappaさんとのメッセンジャーのやり取りで時間潰しをしました。

 マイレージを使う特典航空券でなければ、シアトルに1泊しないで前日中にフェアバンクスまで乗継ぎができたはず。航空券代を節約したのでやむを得ませんね。これも旅の醍醐味の一つと負け惜しみを言ってみる。(笑)

 搭乗4時間前は19時05分ですが、その10分前の18時55分にラゲージドロップのシール発行機に挑戦。

 10分前だと「早すぎです」とエラーメッセージ。1分前でも同様でした。19時05分ちょうどに挑戦すると無事にバゲージシールが発行され、有人のバゲージドロップで預け入れ完了。

 保安検査は10分程度で終了。
 さすがアメリカです。靴を脱がないといけません。今回は腰ベルトなしの服装で渡米しています。


 搭乗口はN9ゲートなので、空港内の電車に乗ってNゲートへ。


 19時30分にNゲートのアラスカラウンジに到着。ここは23時まで営業しているはず。ところがです。
 ラウンジのお姉様から「ごめんなさい。きょうはサンクスギビングディなので、Nゲートラウンジは営業が間もなく終了です。その代わりDゲートのラウンジが開いているので、そちらに行ってください」とのこと。
 Dゲートラウンジの行き方を紙に書いてもらっている途中でお姉様がボスらしき人に何か相談しています。もう営業が終わりでボスから許可が出たのでDゲートラウンジまで一緒に行きましょうとの申し出。ありがたい。
 途中、色々なことを話しました。
「仕事が終わったらママと豪華な夕飯。休日出勤したから割増賃金が出るの。2026年のワールドカップが決まったからシアトル空港は工事中。壁が剥き出しになってるでしょ。来年は羽田空港勤務に異動の予定。日本大好き。」と言いながらDゲートのランジに到着。ありがとう。ママといい祝日を過ごしてね。


 Dゲートラウンジ内にパンケーキの自動焼き機があったので挑戦。


 今夜の夕飯です。ホットミールの種類があまりありませんでした。フットレストに足を乗せて飛行機を見ながらの夕飯です。

 夕飯後、スタッフに無料Wi-Fiのパスワードを聞いたら、「パンケーキ」を表すアルファベットでした。4枚も食べちゃいましたよと伝えると大笑いされました。

 夕飯後にシャワールームを使えますかと聞いたところ、国内線なのでシャワールームは無いそうです。残念。

 搭乗時刻が近づいてきました。
 Nゲートラウンジのお姉様が去る前に心配して「搭乗ゲートの変更がないかDゲートラウンジのスタッフに必ず22時に確認してね。必ずよ。」と私にアドバイスしてくれました。22時に確認したところ、N9ゲートがD2ゲートへ変更されていました。ラウンジから歩いて5分のゲートで助かります。


 22時40分にD2ゲート到着。シアトル空港を23時05分発フェアバンクス行きアラスカ航空AS223便は15分の遅発になりました。

 次回のブログ記事 【 2024年秋オーロラの旅(シアトルからフェアバンクスまで) 】に続きます。
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