あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

けさもよい日の星一つ  種田山頭火

2009-03-19 19:25:27 | 日記
昭和記念公園のチューリップ

これチューリップ?そんな感じですよね。
もっとも名前の付け方は品種改良した人の勝手だから
しかたないけどね。
それにしても色が「それだけ」という派手さ。
飾りにはいいけど
物語を語るのには雰囲気がない。
まあ、それはそれ
公園のアクセントとして十分に美しかった。

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今日の西行

吉野山さくらが枝に雪ちりて花おそげなる年にもあるかな

【通釈】吉野山では桜の枝に雪が舞い散って、今年は花が遅れそうな年であるよ。

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今年は西行とは逆に桜の開花は早そう。
もたもたしていると
タイミングを逸してしまいまそう。
しっかりチェックしておかないと
時期外れになりそう
千鳥が淵
神代植物園
青梅梅岩寺
塩山慈雲寺
とりあえず、ここだけは取材に行かなくてはと思っています。
でも、櫻は色が淡く
素人には映像にすることがことのほか難しいのです。
まあ、いいか!

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「サウンドオブミュージック」(ロバート・ワイズ監督)

今日、昭和記念公園から戻り
別のブログの更新を終えてからみました。
もう40年以上も前の映画ですね。
でも色あせず見るたびに新鮮
唯一ミュージカル映画として見ている映画です。
第二次世界大戦前後のオーストリアを舞台にした
トラップ一家(海軍大佐+元修道女見習い夫婦と子ども)の物語
実話なのですが、御伽噺のような映画になっています。
劇場で見てから、ずいぶん見ましたね。
幸せな気分になりたいときに必ず見ます。
「私の好きなもの」はモダンジャズにアレンジされていますね。
とてもミュージカル映画の音楽とは想像できませんが
滅茶苦茶かっこいい。
あの音楽で映画のイメージも変わりましたね。
音楽はどれも魅力的ですが、私は「総ての山に登れ」と修道院長がうたい
ラストシーンで使われる音楽が好きですね。
それにしても、映画の最初のアルプスを俯瞰するアングルから
山の広場に迫ってくる冒頭シーンからして素晴らしい。
冒頭のシーンが圧巻だったのは「アラビアのローレンス」
「大いなる西部」
この映画は音楽を巧みに利用した展開が面白い。
映画の始まりに「マリア」について
修道女が困り者のマリアを歌うのですが
その音楽を結婚式の行進曲に使っている。
などなど面白い。
美しい自然
魅力的な歌曲
第二次世界大戦の始まりの時期の緊張感
サスペンスもくわえて
娯楽映画になっていますね。
当時のアメリカ映画の底力を知りましたね。
「ウエストサイド物語」と同時期の傑作ですね。
でも、この映画で主演したジュリー・アンドリュースは
「メリー・ポピンズ」を代表作にして
ほど、燃え尽きましたね。
男女関係を演じる女優ではなかったようですね。
トラップ大佐を演じたクリストファー・プラマー
はその後も渋い俳優として活躍しましたが
その後、どうなったのでしょうか。
それにしてもロバート・ワイズはミュージカル映画を変えましたね。
今でも、「七人の侍」「ショーシャンクの空に」とともに
鑑賞回数の上位ですね。
この映画を好きだというと「えっ」と言う人がいると思いますが
映画は自分の想い出と重なっているのです。

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メールありがとう
相変わらず代わり映えのしない更新で申し訳ありません。
西行とか蕪村をとりあげた理由ですか?
歌心もなければ
文章力もない自分が平均寿命まで生きたとき
これをやった。
これを続けた。
そんなものがないと悔いが残るような気がしたのです。
そんなとき『短い文章』なら読める。
続けられると思ったのです。
俳句あるいは和歌を一日一句、一首だけ読む
それだけを続けようと思ったのです。
とにかく続ければ10年経てば一通り読むことができる。
そのためにはブログに書き込めばいいだろう。
そんな出発です。
いまのところ順調です。
「万葉集」「法句経」「西行」「蕪村」などから始めています。
毎日、トイレで更新する作品を探し
ネットで解説を探して利用する。
それを区分けして
更新しているのです。
写真をくわえてみる。
けっこう楽しい作業です。
そのような作業をしている人がけっこういるようですね。
遊びを仕事にしているということにもなりますが
「何もなかった」「何もしなかった」
それでいいのだと言い切れるほど
人生の達人にはなれていませんね。
そんなことです。
 
         あきオジ