時代植物園
・・・・・・・・・・・・・・・・・
食べるだけ食べて一人の箸をおく 種田山頭火
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この句、種田山頭火の句の中ではかなりのお気に入りです。
食べることまで周囲を気にしている時代の中で
気兼ねないから、逆に節操がなくなる。
そんな一人暮らしのぶつやきのように思われます。
過剰な説明的な表現もなく
仏教的匂いも薄いので、いいですね。
当然、種田山頭火が漂流するかのように旅していたか
庵で暮らすようになってからの句でしょうね。
こんな句は家族と一緒の暮らしの人には
想定外の景色でしょうね。
なるほどという句ですね。
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今日の西行
ほととぎす深き峰より出でにけり外山のすそに声のおちくる(新古218)
【通釈】時鳥は深い峰から今出たのだな。私が歩いている外山の山裾に、その声が落ちて来る。
・・・・・・・・・・・・・・・・
これを何かの暗示というか、擬人的な内容が含まれている。
そんな解説をしたがる学者がいますが
私には知識がないと理解できない和歌などに興味はありません。
大学入試ではあるまいし
「実は・・・」といようなことでは困りますし
正解を追求しなければいけませんなどと言われたら困ってしまいます。
自分が気に入れば、それはいい和歌なのです。
その意味では西行の作品によくある
「だからどうなの」という類の作品ですね。
山から時鳥が現れ、そのまま里に飛び去っていった。
そんなことなのだろうけれど
だから何?
意味など探すつもりもなければ
景色を感じることもない。
そんな作品
でも芸術性が高いのでしょうね。
でも私には見出すことができない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「バルカン超特急」
アルフレッド・ヒッチコックの初期の作品
戦前の映画ですから、相当に古いですね。
ミステリー映画ですから内容を解説しても面白くないでしょう。
特急列車に乗り合わせた様々な人の中の老婆が列車から消えた。
その老人と知り合った女性が老人がいなくなったことを不審に思い
乗り合わせた人たちに尋ねるのですが
そんな女性は見たこともない
あなたの勘違い、思い込み違いだと言われる。
どこか「サイコ」の展開に似ていますね。
ある種の密室劇ですね。
登場人物の作り方
その組み合わせ方は
「グランドホテル」という感じですね。
公共の場所に何かの災難で閉じ込められる。
そこで事件が起こるのですが
その事件の解明を進めていく中で
登場人物のそれぞれの事情や秘密が明らかになっていく
典型的な形ですね。
トリックは稚拙ですし、物語の展開が強引で
お手軽、お手ごろに解決の糸口が準備されていますが
このような映画を作ろうとした発想がする力が素晴らしいですね。
さすがプロですね。
興味を引きつけます。
このようなスタイルが固定していれば
状況設定を工夫し
トリックをしっかり設定しておけば
けっこう作品が作れるのではないでしょうか。
ヒッチコックマジックという感じで作品がいっぱい生まれているのは
脚本の力なのでしょうか。
終わってみれば納得する。
巧みな手法ですね。
このように列車を舞台にした映が多いですが
このようなカテゴリーをどのように呼ぶのでしょうか。
「オリエント急行殺人事件」「ジュリア」
いろいろありますね。
お手軽に楽しめる。
そんな映画ということでは、いい作品だと思います。
重くて、大きいだけが映画ではないですよね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ご無沙汰しました。
それなりに楽しんでいます。
そして、何もかもが、相変わらずです。
明日、神代植物園に出かけます。
天気がよければ、見頃だと思います。
花は3分咲き、5分咲きくらいが一番美しいですね。
花弁も汚れがなく
初々しく
「やっと出てきましたよ」という雰囲気がいいですね。
そして、見て回る人にも
「やっと、出会えましたね」という
雰囲気がありますね。
それがなによりです。
「もっと開けばきれいでしょうね」という人もいますが
それぞれですね。
いずれにしても、天気はよければ
太陽を受けてきらきら透けて見えるのも
櫻の特徴ですね。
岩手の方はどうですか
やはり連休の前後でしょうか?
今年は暖かい日が続きましたから
早目かもしれませんね。
北国の春は一気ですからね。
チューリップもクロッカスも
福寿草も
そして、櫻も同じ時期ですね。
岩手山を背景にした櫻
岩木山を背景にした菜の花
特別のものがあいますね。
十分にご堪能ください。
そして、櫻の話を聞かせてください。
誰もが櫻の想い出を持っているのですね。
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食べるだけ食べて一人の箸をおく 種田山頭火
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この句、種田山頭火の句の中ではかなりのお気に入りです。
食べることまで周囲を気にしている時代の中で
気兼ねないから、逆に節操がなくなる。
そんな一人暮らしのぶつやきのように思われます。
過剰な説明的な表現もなく
仏教的匂いも薄いので、いいですね。
当然、種田山頭火が漂流するかのように旅していたか
庵で暮らすようになってからの句でしょうね。
こんな句は家族と一緒の暮らしの人には
想定外の景色でしょうね。
なるほどという句ですね。
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今日の西行
ほととぎす深き峰より出でにけり外山のすそに声のおちくる(新古218)
【通釈】時鳥は深い峰から今出たのだな。私が歩いている外山の山裾に、その声が落ちて来る。
・・・・・・・・・・・・・・・・
これを何かの暗示というか、擬人的な内容が含まれている。
そんな解説をしたがる学者がいますが
私には知識がないと理解できない和歌などに興味はありません。
大学入試ではあるまいし
「実は・・・」といようなことでは困りますし
正解を追求しなければいけませんなどと言われたら困ってしまいます。
自分が気に入れば、それはいい和歌なのです。
その意味では西行の作品によくある
「だからどうなの」という類の作品ですね。
山から時鳥が現れ、そのまま里に飛び去っていった。
そんなことなのだろうけれど
だから何?
意味など探すつもりもなければ
景色を感じることもない。
そんな作品
でも芸術性が高いのでしょうね。
でも私には見出すことができない。
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「バルカン超特急」
アルフレッド・ヒッチコックの初期の作品
戦前の映画ですから、相当に古いですね。
ミステリー映画ですから内容を解説しても面白くないでしょう。
特急列車に乗り合わせた様々な人の中の老婆が列車から消えた。
その老人と知り合った女性が老人がいなくなったことを不審に思い
乗り合わせた人たちに尋ねるのですが
そんな女性は見たこともない
あなたの勘違い、思い込み違いだと言われる。
どこか「サイコ」の展開に似ていますね。
ある種の密室劇ですね。
登場人物の作り方
その組み合わせ方は
「グランドホテル」という感じですね。
公共の場所に何かの災難で閉じ込められる。
そこで事件が起こるのですが
その事件の解明を進めていく中で
登場人物のそれぞれの事情や秘密が明らかになっていく
典型的な形ですね。
トリックは稚拙ですし、物語の展開が強引で
お手軽、お手ごろに解決の糸口が準備されていますが
このような映画を作ろうとした発想がする力が素晴らしいですね。
さすがプロですね。
興味を引きつけます。
このようなスタイルが固定していれば
状況設定を工夫し
トリックをしっかり設定しておけば
けっこう作品が作れるのではないでしょうか。
ヒッチコックマジックという感じで作品がいっぱい生まれているのは
脚本の力なのでしょうか。
終わってみれば納得する。
巧みな手法ですね。
このように列車を舞台にした映が多いですが
このようなカテゴリーをどのように呼ぶのでしょうか。
「オリエント急行殺人事件」「ジュリア」
いろいろありますね。
お手軽に楽しめる。
そんな映画ということでは、いい作品だと思います。
重くて、大きいだけが映画ではないですよね。
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ご無沙汰しました。
それなりに楽しんでいます。
そして、何もかもが、相変わらずです。
明日、神代植物園に出かけます。
天気がよければ、見頃だと思います。
花は3分咲き、5分咲きくらいが一番美しいですね。
花弁も汚れがなく
初々しく
「やっと出てきましたよ」という雰囲気がいいですね。
そして、見て回る人にも
「やっと、出会えましたね」という
雰囲気がありますね。
それがなによりです。
「もっと開けばきれいでしょうね」という人もいますが
それぞれですね。
いずれにしても、天気はよければ
太陽を受けてきらきら透けて見えるのも
櫻の特徴ですね。
岩手の方はどうですか
やはり連休の前後でしょうか?
今年は暖かい日が続きましたから
早目かもしれませんね。
北国の春は一気ですからね。
チューリップもクロッカスも
福寿草も
そして、櫻も同じ時期ですね。
岩手山を背景にした櫻
岩木山を背景にした菜の花
特別のものがあいますね。
十分にご堪能ください。
そして、櫻の話を聞かせてください。
誰もが櫻の想い出を持っているのですね。