神代植物園の球根ベコニア
この絵柄、何度もとりあげていますが
その都度違うのです。
時代植物園に出かけたときに必ず写真にします。
ある種のアリバイですね。
でも、今日気づいたのですが
複数の人が担当しているのですね。
ほぼ、毎日花を更新しているのだそうです。
しかも新鮮で姿がいおいものを選んでいるのです。
終わった花を利用していると思ったのですが
そうでもないのですね。
今日の花の選び方並べ方は
いつもとちょっと違っていました。
それは確かです。
ですから、複数の人が
壷の中の花を散らしているのです。
だから、どうのというわけでもないのです
そんなことを思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日の西行
吉野山こぞのしをりの道かへてまだ見ぬかたの花をたづねむ(新古86)
【通釈】
吉野山、ここで去年枝折(しおり)をして目印をつけておいた道とは道を変えて、まだ見ない方面の花をたずね入ろう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今の時代、桜を楽しむために市の観光課は、有名な桜の周辺の歩道を整備し、柵をしつらえ、バスで押しかけても対応できるように準備してくれる。その櫻を楽しむのが今日的なスタイル。
でも、西行の時代は、このような「山に分け入り」櫻を楽しむ。
それだけでも、だいぶ様子が違いますね。
遠目でも見るのだったら、それでいいのですが
近くまで行って見たいとなったら
相当の覚悟が必要だし苦労があったのですね。
櫻を楽しむとはそんなことだったのですね。
しかも、当時は山桜が多く
色合いもいまのものとは違っていたのでしょう。
帰り道を気にしながらでは楽しむというところではないでしょうが
それが西行のスタイルだったのですね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「25名画の秘密」(NO4)
ダ・ビンチの「最後の晩餐」
ラファエロの「アテネの学園」などの
美術史上の著名な作品の絵解きをした
カルチャーDVDを借りてきました。
これがなかなか面白い。
絵を単なる鑑賞だけでなく
絵解きをしています。
作成の意図
作者の狙い
そして、隠された符号や
意味を解きほぐしています。
5分ほどの解説番組を一つにまとめたのでしょう。
コンパクトになっています。
レンブランドの「夜警」などの解説は
ちょうどよい長さでまとめられています。
内容も濃く、参考になりました。
「ダビンチコード」便乗DVDなのでしょうが
面白かったです。
・・・・・・・・・・・・・・・
「父と暮らせば」(黒木和雄監督 宮沢りえ主演)(NO5)
原爆投下数年後の廣島を舞台にした
井上ひさし脚本の舞台劇
それを映像化したもの。
宮沢りえ演じる娘と
その娘の前に登場する男性との関係を
あれこれ言い出す父親とのやりとりを
描いています。
展開としてはそれだけです。
それぞれが原爆投下の影をひきずっており、重いのですが
原爆被爆体験をもつ親子のいたわりにみちた会話です。
できるだけ糾弾するような言葉を取り除いた台詞になっています。
原爆投下の重さを問いかけます。
宮沢りえと原田芳雄の会話力だけで見せる映画でした。
でも、黒木和雄監督
どうもよく分かりません。
なぜ映画化したか
映像効果を極端に抑えるのですから
舞台で十分だったという批判にさらされるでしょう。
丁寧そうに見えてあいまいな演出をしているように思えます。
レキュレム三部作といわれますが
観念的で演劇的手法ですので
そのような映画を楽しまれる方には
受け入れられるでしょう。
映画には映画の手法があります。
ただ、言葉のやり取りすることが中心の映画は苦手です。
ということで、この映画はそれなりということになります。
でも、原田芳雄も宮沢りえも素敵です。
とくに廣島弁が正確なのかどうか分りませんが
独特の雰囲気を作り出しています。
きっと、演劇用に準備されたものを映像化したものなのでしょう。
そんな感じです。
でも、この手の映画が好きな人には
優れて映画になるのでしょう。
原爆を取り上げた作品おなかでは癒しが準備されたものです。
言葉が聞き取れないところもありますが
それぞれの人生を問い直すためには優れた映画です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昨日は知人との待ち合わせの時間の確認電話と
姉からの浪曲公演の誘いの電話しかありませんでした。
それはそれなりに気にすることもないいい日でした。
朝、ホジュンを見たし、夜はチャングミを見たし
そこそこの一日でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
この絵柄、何度もとりあげていますが
その都度違うのです。
時代植物園に出かけたときに必ず写真にします。
ある種のアリバイですね。
でも、今日気づいたのですが
複数の人が担当しているのですね。
ほぼ、毎日花を更新しているのだそうです。
しかも新鮮で姿がいおいものを選んでいるのです。
終わった花を利用していると思ったのですが
そうでもないのですね。
今日の花の選び方並べ方は
いつもとちょっと違っていました。
それは確かです。
ですから、複数の人が
壷の中の花を散らしているのです。
だから、どうのというわけでもないのです
そんなことを思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日の西行
吉野山こぞのしをりの道かへてまだ見ぬかたの花をたづねむ(新古86)
【通釈】
吉野山、ここで去年枝折(しおり)をして目印をつけておいた道とは道を変えて、まだ見ない方面の花をたずね入ろう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今の時代、桜を楽しむために市の観光課は、有名な桜の周辺の歩道を整備し、柵をしつらえ、バスで押しかけても対応できるように準備してくれる。その櫻を楽しむのが今日的なスタイル。
でも、西行の時代は、このような「山に分け入り」櫻を楽しむ。
それだけでも、だいぶ様子が違いますね。
遠目でも見るのだったら、それでいいのですが
近くまで行って見たいとなったら
相当の覚悟が必要だし苦労があったのですね。
櫻を楽しむとはそんなことだったのですね。
しかも、当時は山桜が多く
色合いもいまのものとは違っていたのでしょう。
帰り道を気にしながらでは楽しむというところではないでしょうが
それが西行のスタイルだったのですね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「25名画の秘密」(NO4)
ダ・ビンチの「最後の晩餐」
ラファエロの「アテネの学園」などの
美術史上の著名な作品の絵解きをした
カルチャーDVDを借りてきました。
これがなかなか面白い。
絵を単なる鑑賞だけでなく
絵解きをしています。
作成の意図
作者の狙い
そして、隠された符号や
意味を解きほぐしています。
5分ほどの解説番組を一つにまとめたのでしょう。
コンパクトになっています。
レンブランドの「夜警」などの解説は
ちょうどよい長さでまとめられています。
内容も濃く、参考になりました。
「ダビンチコード」便乗DVDなのでしょうが
面白かったです。
・・・・・・・・・・・・・・・
「父と暮らせば」(黒木和雄監督 宮沢りえ主演)(NO5)
原爆投下数年後の廣島を舞台にした
井上ひさし脚本の舞台劇
それを映像化したもの。
宮沢りえ演じる娘と
その娘の前に登場する男性との関係を
あれこれ言い出す父親とのやりとりを
描いています。
展開としてはそれだけです。
それぞれが原爆投下の影をひきずっており、重いのですが
原爆被爆体験をもつ親子のいたわりにみちた会話です。
できるだけ糾弾するような言葉を取り除いた台詞になっています。
原爆投下の重さを問いかけます。
宮沢りえと原田芳雄の会話力だけで見せる映画でした。
でも、黒木和雄監督
どうもよく分かりません。
なぜ映画化したか
映像効果を極端に抑えるのですから
舞台で十分だったという批判にさらされるでしょう。
丁寧そうに見えてあいまいな演出をしているように思えます。
レキュレム三部作といわれますが
観念的で演劇的手法ですので
そのような映画を楽しまれる方には
受け入れられるでしょう。
映画には映画の手法があります。
ただ、言葉のやり取りすることが中心の映画は苦手です。
ということで、この映画はそれなりということになります。
でも、原田芳雄も宮沢りえも素敵です。
とくに廣島弁が正確なのかどうか分りませんが
独特の雰囲気を作り出しています。
きっと、演劇用に準備されたものを映像化したものなのでしょう。
そんな感じです。
でも、この手の映画が好きな人には
優れて映画になるのでしょう。
原爆を取り上げた作品おなかでは癒しが準備されたものです。
言葉が聞き取れないところもありますが
それぞれの人生を問い直すためには優れた映画です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昨日は知人との待ち合わせの時間の確認電話と
姉からの浪曲公演の誘いの電話しかありませんでした。
それはそれなりに気にすることもないいい日でした。
朝、ホジュンを見たし、夜はチャングミを見たし
そこそこの一日でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・