2016年5月15日(日) 犬山城の対岸にあった鵜沼中学の同窓会に出席するため、犬山市のホテルに向かった。 新潟市の自宅を5時に出発。息子の運転で90を過ぎた母と女房も一緒に、久しぶりの里帰りである。 実家も墓もなくなってからは、ほとんど岐阜に帰ることはなくなった。 ちょうどいい機会なので、おそらく最後のチャンスとなるであろう母も連れて行くことにした。 昔は12時間近くかかったが、高速道路がつながった今では、5時間くらいで行けるようになった。 犬山城の麓で私だけ降ろしてもらい、母たちは実家のあった長良に近い長良川温泉のホテルに向かった。 同窓会には60人ほどが参加していた。 中学を卒業すると同時に、父の転勤の関係で官舎のあった鵜沼から、私と祖母だけが実家のある長良に移ったため、同じ高校へ進んだ数人以外の中学の同級生にはほとんど会うことが無かった。 したがって今日は55年ぶりに会う同級生がほとんどである。 予想はしていたが、誰が誰だか全くわからない。 半世紀以上の時間の隔たりは、「なつかしい」という感覚を超えていた。 夕方、長良川温泉のホテルで家族と合流し、夕食後に女房と鵜飼見物に出かけた。
〈半世紀ぶりの国宝犬山城〉
〈昔よく釣りをした、なつかしい木曽川と犬山橋。中学からこの橋まで部活で毎日走らされた。〉〉
〈長良川と長良橋。高校時代はこの対岸の土手を自転車で通学した。観光客を乗せて鵜飼舟の周りで一緒に川を下る屋形船が出番待ち〉
〈岐阜城と長良川の鵜飼〉