2018年9月14日(金) 新しい尾瀬沼ビジターセンターの基礎工事のコンクリート打設が始まった。現場監理は行っていないが、設計担当者が福島県の担当者と現地で打ち合わせがあるというので現場の状況を見に同行した。 工事は若干遅れ気味だったが、大きなトラブルはなく進んでいた。全ての資材搬入はヘリに頼らざるを得ない特殊な現場である。なので天気には一層左右されやすい。昨日は桧枝岐で前泊したが、夜はかなり激しい雨が降っていた。雨具を着て沼山峠を越える覚悟だったが、出発する時には雨は上がっていた。大江湿原に着くころはだんだん明るくなってきた頭上を、すでにヘリが資材のピストン輸送を開始していた。6月に来た時はまだ何もなかったが、今日は半分以上の基礎コンクリートが打ち終わっていた。ヘリも次々資材を搬入している。いよいよ冬に向かって急ピッチの作業が行われていた。あと1ヶ月半で外部デッキを含めた基礎を完了させなければならない。来年はいよいよ上屋の工事が始まり、来年の今頃には外装工事も終わっていなければならない。条件が厳しい上に現場の作業期間は1年のうち半年以下しかない中での建築工事である。事故なく無事工事が完成することを祈っている。
〈長蔵小屋の前に建てられる新ビジターセンターの基礎工事、完成後は今のビジターセンターは解体され広場となる〉
〈ヘリからコンクリートをここに投入して現場に圧送される〉
〈ヘリが資材をピストン輸送〉
〈ビジターセンター前の尾瀬沼湖畔を巡る新しい木道〉
〈今日は福島県内の学校の遠足が多かった〉
〈リンドウが花盛りだった〉
〈この秋、燧ケ岳に登る予定は立てているが、関節の痛みが…〉