たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

2024秋 尾瀬の山小屋営業最終日

2024-10-21 09:57:54 | Weblog
2024年10月19(土)~20(日)  今年の秋は、9月と10月に土曜日を含めると3連休が3回あった。 申し込むのが少し遅かったため、毎年行っている尾瀬の山小屋は全て断られた。 しかし、今年の営業最終日の10月19日に何とか予約が取れた。 天気予報は前線が通過するため午後からは雨だったが、いつものことなので雨は覚悟で出かけた。 午前中は天気が良く、上毛高原駅から大清水行きのバスは季節外れの冷房が入っていた。 鳩待峠の食堂で昼食を食べている間に、予報通り雨が降り出した。 雨具を着て出発したが、結局大した雨にはならず、雨具はなくても済みそうな程度だった。 ちょうど紅葉がきれいな時期だったが、雲間から陽がさすことはなく、ややくすんだ紅葉だったのは少し残念だった。 我々高齢者は、下り坂で転倒しないようにゆっくり慎重に歩いた。 多くのグループが追い越して行ったが、話している言葉はほとんど中国語だった。 中国人か台湾人かは不明だが、今回の尾瀬ヶ原ですれ違ったグループは、日本人より多かった気がする。 ここ数年の傾向だが、急速に外国人の比率は高まっている。 特に尾瀬は中国系の人たちが急増している感じだ。。
 夕方になって雨は本降りとなった。 明日の天気に期待し、今日は部屋の窓から尾瀬ヶ原を眺めて過ごす。
  20日の朝は定刻通り4時過ぎに目を覚ました。 まだ真っ暗だったので外の様子はわからなかったが、雨音はしていなかった。 どうやら前線が通過して空気が入れ替わったらしく、昨日の暑さとは打って変わって寒い。 
 朝食は年寄りにはボリュームがありすぎていつも残してしまうため、今回は頼まず、この山小屋の奥さん手作りのパンを、事前に予約しておいた。 コーヒーを頼んでクルミパンをかじりながら、山小屋の老夫婦に「毎年これが最後になるかも知れないと思いながら尾瀬に来るんですよ」と言うと、「私たちも全く同じで、今年で最後かもね。と言いながら1年1年続けている状態なんですよ」と笑いながら話してくれた。 この山小屋のクルミパンはとてもおいしく、毎年来るたびにチェックインの時に注文するが、売り切れの時が多いので、今回は事前に電話予約をしておいたわけだ。案の定「パンは本日売り切れました」の張り紙がしてあった。
 チェックアウトの時に、「来年まで元気だったら、またお会いしましょう」と挨拶して出発した。
 今朝の尾瀬ヶ原は、前線通過の後雨が止んで冷え込み、時折陽も差して本来の晩秋の季節感を五感で味わうのにうってつけの条件が整った。 
〈鳩待峠から下りはじめのあたりの紅葉〉
〈翌日は、時折り雲間から木々や草モミジにスポットライトのように陽が差し込む。〉
〈至仏山の山頂付近は晴れ間が広がっていた。〉
〈池塘のヒツジグサやオゼコウホネも、もうすぐ雪の下になる。〉

〈至仏山へ向かう登山者。一昨年はあの山頂まで登れたが、今は悔しいが無理かも知れない。。〉
コメント
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