2011年7月2日(土)、昨夜、ガンホヤック知事から誘われた遊牧民の馬術の大会を見学するため、サインシャンドの北西部の砂漠に向かう。 今日の大会はドルノゴビ県の代表を決める県大会で、14のソム(郡のような単位)から集まってきたチームが競い合って全国大会への出場権を争うというものである。 今年の全国大会はこのドルノゴビ県で開催されることになっている。
競技は、走ってくる馬の群れの中から、指定された色の馬1頭を棒の先に付けた紐で捕まえるものや、投げ縄、荒馬の乗りこなしの3種目である。 会場にはゲルが建ち多くの遊牧民が集まっていた。 しかし、ほとんどの参加者や見物人たちは、ジープや四駆の車で集まってきていた。 競技中にアナウンスで、我々が日本から見学に来ていると紹介されたことを通訳から聞かされた。 お昼は知事専用のゲルに招待され、モンゴルのギョウザスープとミルクティをご馳走になった。 今日の県知事は民族衣装にカウボーイハットをかぶり、選手に盛んに声援を送っていた。
〈民族衣装をつけた参加選手〉
〈投げ縄で走る馬を捕える競技で見事指定された馬を捕えた遊牧民の選手。成功率はかなり低いようだった。〉
〈荒馬の乗りこなし競技で落馬する選手〉
〈県知事のゲルに招待され、奥さんを紹介される。〉
〈今日は快晴で外の温度は50℃までの目盛を振り切ってしまった。〉
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