今日は月に二度の公民館英語の日だった。
冷たい雨が降るなか風も吹きつけてきて
手に持つカバンが重たく感じられた。
コロナ禍の中、出席者は少ない。
非常事態宣言も出され当地でも急激に感染者が増えてきている。
このままレッスンを続けていても良いものか不安に思い
来月も続行するかどうかみんなで話し合うことにした。
結論は、多くの人がこのまま続けてほしいけれど、感染者が増え
てきているし、世間の目にプレッシャーを感じる。一時休会にしま
せんかという意見が多く出たので来月二月は全休とすることに決定
した。
たしかにこのところ他の公的な機関や病院で感染者が急増してい
るのは聞いているし、会員が高齢者であることは否めない事実で
ある。休会は止むを得ない措置である。
今日のレッスンの話題はなんといってもアメリカ大統領の就任式
である。
例年より小規模とはいえその模様はテレビ、新聞で大々的に報道
されていた。
バイデン新大統領は年齢より若々しく見えたという人がいる。
ラルフローレンの紺色のスーツがカッコよかったという人も。
たしかに彼は年齢を感じさせない清潔感があるし、誠実感もある。
また、副大統領のカマラ・ハリスは紫色のスーツが素敵、という
女性らしい感想も出ていた。
写真によると宣誓をする彼女の左手がのっているのは夫が持って
いる聖書の上だった。これもまた史上はじめてのことであろう。
バイデン大統領のスピーチは新大統領にふさわしく希望に満ちた
力強いものであった。
どこかの国の首相の原稿に目を落としながらの無気力な演説とは
比べ物にならないものだったことはたしかである。