りたいあまん

リタイア後どうしたら充実した人生を送れるか。日々模索しています。

東京2020五輪閉幕

2021年08月09日 | リタイア日記



コロナ禍で一年の延期を余儀なくされた五輪東京大会は昨日ついに閉会式を迎えた。
多くの人が外出自粛で自宅での観戦をしたことだろう。
自分もこの十七日間というもの自宅でのテレビ観戦に期待した一人である。
どうせ見るなら楽しんだほうが良いだろうと、パソコンで習った表作りを活用して
罫線を入れた「観戦表」なるものを作成し、スポーツ名と放送日時を書き込んで
見逃すことのないようにした。全部は見られないから自分の好きな競技に絞った。
また、ブログにも投稿したがその回数は五日間であった。

今年の東京2020を数字で表すと次のようになる。
205か国、1万1,000人の選手、33競技、339種目である。
日本のメダル数は金27,銀14,銅17で合計38個であった。

あらためて思うのは数字の羅列というのがいかに味気ないものかということである。
数字に加えて人間(ヒューマン)が入ってきて初めて血の通った面白みが生まれてくる
というものである。
人間臭いといえば、今日の報道でジョージアの選手が観光に出かけてバツを受けたという。
結果は参加資格をはく奪という厳しいものだった。
その話を妻にすると「競技が終わってから行けばよかったのに」と言ったので大笑いした。
また、六本木のバーで五輪選手が酒を飲んで通報され、お巡りがかけつけるという騒ぎも
あったとのことである。
酒を飲んで何が悪いのかと当人は思うだろうが、それもこれもみなコロナのせいである。

さて、自分は野球が好きなので侍ジャパンが出る試合は全部チェックした。
なかでも決勝戦で米国に2:0で勝って優勝した試合は最高だった。
代表選手の一人菊池涼(広島)についてのエピソードを記者会見の報道から拾ってみた。
九回の守備で最後のゴロをさばいた菊池は自分で二塁を踏みにいこうと思ったが
(坂本)勇人さんが「ニコニコしてベースカバーに入り、ここに投げろという顔をしたので
ボールを渡した」という。(笑)
このコメントの部分は野球が好きな人でないとわからないので質問がある人はいつでも
聞いてくださいね。
また、菊池涼選手は表彰式後に自分の金メダルを稲葉監督にかけてあげるという場面も
あったらしい。
「監督やコーチはメダルがないことはわかっていたので自分のでよければかけてあげたい
と思った」と言っていた。
あのひげ面のこわそうな顔に似合わず実にやさしい思いやりのある男だね。菊池選手は!
こうした人間臭いストーリが大好きなので、関心のある記事は細大漏らさずに目を通す
ことにしているのである。
楽しかった17日間であった。
コメント (2)
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