りたいあまん

リタイア後どうしたら充実した人生を送れるか。日々模索しています。

萩咲くや

2021年08月24日 | リタイア日記



万葉の時代にこよなく愛された萩の花。
早いところではもう咲いているらしい。
というのも北海道・十勝のブロ友さんの記事で
萩の花が咲いているのを見たからである。
見事である。
こちらではまだ見かけない。
早く咲かないかなぁ。
というか、早く萩の花が咲き乱れる涼しい秋になってほしい。
自分の心は遠い万葉時代の人になっている。
ところで、万葉の時代はどんな花が好まれたのか?
詳しく調べた人がいる。
それによると一位は萩。やっぱりな。
二位が梅で五位に桜が入っている。

  草深みこほろぎさはに鳴く屋前(やど)の
     萩見に君はいつか来まさむ  万葉集 巻10 作者不詳

俳句にも数えきれないくら萩はたくさん詠まれている。
     一家(ひとつや)に 遊女も寝たり 萩と月  松尾芭蕉
     白露(しらつゆ)を こぼさぬ萩の うねりかな 松尾芭蕉