

万葉の時代にこよなく愛された萩の花。
早いところではもう咲いているらしい。
というのも北海道・十勝のブロ友さんの記事で
萩の花が咲いているのを見たからである。
見事である。
こちらではまだ見かけない。
早く咲かないかなぁ。
というか、早く萩の花が咲き乱れる涼しい秋になってほしい。
自分の心は遠い万葉時代の人になっている。
ところで、万葉の時代はどんな花が好まれたのか?
詳しく調べた人がいる。
それによると一位は萩。やっぱりな。
二位が梅で五位に桜が入っている。
草深みこほろぎさはに鳴く屋前(やど)の
萩見に君はいつか来まさむ 万葉集 巻10 作者不詳
俳句にも数えきれないくら萩はたくさん詠まれている。
一家(ひとつや)に 遊女も寝たり 萩と月 松尾芭蕉
白露(しらつゆ)を こぼさぬ萩の うねりかな 松尾芭蕉