スーパーでの刺身の切り盛りセット、刺身定食、常日頃刺身に囲まれながら生活している。ハレの食べ物として、刺身は王座に君臨し続けている。
何気なく盛られている刺身、実は、一定の決まりごとがあるのをご存じだろうか
ポイントは「奇数」。日本人はいにしえより、奇数を縁起のよい数として好んで使っていたことが背景にある。
たとえばマグロの刺身、盛るなら3きれ、5きれ、7きれ、、、という具合だ。盛り付けは5きれだったら、2きれを手前に、3きれを後ろとわけておく。数種類の盛り合わせの場合も、種類は、3、5、7、、、種類がよい。マグロとサーモンと甘エビ、これならひな形におさまる。マグロ、サーモン、甘エビ、カツオではアウトだ。
知らなければ事なしに済んだのに、知ってしまったがためにということが人生には応々にしてある。パンドラの箱を開けてしまった瞬間だ。
有名割烹店のカウンターに心はずませてスタンバイ、、、でてきた盛り合わせが
マグロ、イカ、トリガイ、うに、だったら、、、、、、定額給付金をこんな店に使うんじゃなかった、と思うことになるかもしれない。
フレンチやイタリアンのテーブルマナーには一家言呈する有閑マダムも、刺身の法則は意外とご存じないかもしれない。
あまり気にすると、強迫観念症におちいり、スーパーの刺身盛り合わせセット半額セールにも手が出せなくなるのでご注意を!
僕は、球界の偉大な選手の背番号に関してある法則を見出した。
王(1)、長嶋(3)、清原(5)、イチロー(51)、松井(55)
今日からあなたも奇数強迫観念症予備群だ。