食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

デッドボール

2009-08-07 09:59:33 | 日記
 実際、大リーグで頭にボールを受け、亡くなった選手がいる。二度とこの惨事をみることのないようにとの願いを込めて、「死球」、と名づけられた。


 おそらく、僕のようなド素人がプロの直球をまともに受けたなら、当たり所により、生死に関わるような惨劇にみまわれるだろう。



 ここに、歴代デッドボール回数の多い選手ランキングがある(敬称略)


 1.  清原   196回

 3.  衣笠   161回

 5.  田淵   128回

 6.  野村   122回

 8.  王     144回



  1位については非常にわかる気がする。  理想の女性上司像 = 黒木瞳

 薬漬け人生 = 清水健太郎  同様に、 死球 = 清原 は相応だ。


 強打者になるほど、あたる確率も高くなる。  当然、投げる側も打ちづらい内角に放る回数が多くなるからだ。


 日本球界の宝、王、への内角攻めは、相当の勇気と度胸を必要とされそうだが、
8位にランクインしている。  プロの厳しさたる所以だろう。。。。。


 長嶋は 20位以内にもランクインしていない。 ミスターに関しては残念ながらデータや理屈で説明することは難を極める。



 すごいことに気づいた。  赤ヘルの衣笠である。2215連続試合出場という大記録を樹立し、国民栄誉賞を受賞された選手。 161回も死球を受けながら、休まず、出場する。まさに満身創痍、退路を断ち試合に臨む。  ここに静かな男の人生美学が沈んでいる。


 裏を返せば、衣笠が大打者だったという証でもある。ホームラン504本、2543本安打は、球界史に燦然と輝く至宝だ。。。。。



 

 赤ヘルと僕に、一縷のつながりがあった。 



 大正一ケタ生まれ。熊本でご健勝されてる大叔父は、奥様が古葉監督の妹さんだ