食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

アヘン

2009-08-14 09:58:36 | 日記
 「19世紀のイギリス」


 紅茶を飲む習慣が定着していた。


 輸入元は、清 (中国)   代価として銀を輸出していた。  その為、紅茶の国内需要が増すごとに、銀不足で悩まされることになる。


 そこで、悪知恵をしぼる。  インドでアヘンを大量生産させ、これを清に輸出する。  その代価として、銀を清から調達する。   インドへはイギリス国内で生産した綿製品を輸出する。


 整理しよう。   この三角関係ならぬ、三角貿易で一番傷ついたのは誰だろう


 そう、清。。。。。 国がアヘン中毒で汚染されるは、銀は無くなるはで、地の底につくほどのダメージを被る。


 そこで、清はアヘンの輸入を禁止する。 当然だね。  困ったイギリスは清に出兵する。   これが「アヘン戦争」


 「この3つの国で、誰が一番悪いだろう?」    当然だね。



 
 以後、中国は現在の共産党に至るまで、一貫して薬物が絡むと些事でも酷烈な処罰を下すようになる。


 ノリピーや、押尾は、確実に死刑となる。。。。。




 話を戻そう。


 やがて、アジア、アフリカ諸国は、先の大戦における我が国の多大なる犠牲のもと、ヨーロッパ帝国主義からの独立を勝ち取るにいたる。



 恒久の平和を願う者として、僕らは、二度と同じ轍を踏んではならない。


 
 明日を前にし、自虐史観から抜け出すためにも、あらためて世界史の変遷を学びなおしたい。