食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

ケニア

2009-08-13 08:08:46 | 日記
 中学生のころ。 イカンガーというケニア出身のマラソンランナーがいた。


 ゴール200m手前までトップをキープし、最後、瀬古選手に月桂樹をプレゼントしてしまう。


 このお決まりのデッドヒートを観るたびに、水戸黄門のどんでん返し同様、すかっとしたものだ。


 不謹慎な言い方だが、瀬古のペースメーカー的役割。  日本陸連のリベート込の、三文オペラではないかと思いたくなるほどのストーリーだった。



 そして、いつの頃かケニアはマラソン王国と呼ばれるようになる。。。。。



 ウガリという、トウモロコシをお湯で捏ねてつくる食がある。


 これに、薩摩芋に似たキャッサバという植物を混ぜたものがケニアの主食である


 余談だが、キャッサバのデンプンが、女性の好きなタピオカだ。。。。。



 トウモロコシは寒冷地にも暑い乾燥地帯にも強い穀物。  しかも、生育が早いなどの利点がある。



 ケニア勢の強さの秘密は、このウガリにあると聞く。



 
 戦後の食糧難期、世界新を更新し続けた古橋広之進氏が、先日ご逝去された。