食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

キューバ

2009-08-25 08:01:05 | 日記
 共産主義国特有の、貧寒としたイメージはない。


 カリブの陽気な風土が多分に影響していると感じるが、 忘れてならないのがカストロ議長のキャラクター。



 キューバ革命、キューバ危機、  20世紀の政治と歴史に翻弄されてきたこの国は、我々を、現実の細部へと誘ってくれる。



 ヘミングウェイの名作。「老人と海」の舞台都市は、今も静かに人生の孤独を見つめている。



 
 「キューバ・リブレ」というカクテルドリンクがある。   


 大妻系女子大生が好んで注文するカクテル、、、、、 実は、キューバの現代史そのものなのだ。



 
 スペインの統治下にあったキューバは、長きに渡り、圧政に苦しめられていた。


 20世紀初頭、そこにアメリカが登場する。


 アメリカは、スペインと戦い、これを打ち破る。


 喜んだキューバは、アメリカに敬意を表し、自国の特有品であるラム酒と、自由の国アメリカの象徴であるコカ・コーラを混ぜたカクテルを作り、開放の美酒に酔いしれた。


 これが、「キューバ・リブレ」。  リブレ = 自由、  


 つまり、「キューバの自由」  という意味。。。。。



 ところがである、 自由をもたらしてくれたはずのアメリカが、今度はキューバに対し、旦那風を吹かしだしたのである。



 「俺がお前を自由にしてやったのだから、以後、俺の言うことをきけよ !」


  
    大体にして、国 または人間の心なんぞ、そんなものである。



  やがて、バチスタ政権、という親米独裁政府が樹立される。



  これに対し、革命を起こしたのが  「カストロ」  「チェ・ゲバラ」



  
  あの、漆黒のドリンクは、ここまでのストーリーに包まれていたのだ。