モールス音響通信

明治の初めから100年間、わが国の通信インフラであったモールス音響通信(有線・無線)の記録

あの一瞬

2016年07月09日 | 原爆
太平洋戦争が終わった昭和20年の夏8月6日に広島、同9日長崎に原子爆弾が投下された。人類がかつて経験したことのない熱線、放射線、爆風により街は壊滅し、多くの人が死に、傷つき、その後も後遺症と原爆症に苦しめられた。 あの日、モールス通信や電報配達などに従事していた人々は、原爆とどう向い合い、一体どのように過ごしたのだろう。 これまで、同じ通信の仕事に従事しながら、そのような人達のことは殆ど何も知らなかったし、知ろうともしないで過ごしてきた。 本ブログを開設したときから、広島、長崎の先輩、友人に教えてもらったり、図書館などで調べたりしてきた。知り得たことは多くはないが、これから終戦の日までの2カ月間、それを何回かに分けて書いてみたい。 . . . 本文を読む