おやつと本とアートで綴るhirorinの思い出

おいしいもの・小さくて可愛いもの・アート・本が大好き。これからも健康に注意しながらおやつを食べ続けることを誓います。

デート

2009年12月02日 10時21分03秒 | 日々のこと

会うのは一月ぶりデートは3年ぶり息子と

先日どうしても行きたい展覧会があるので試しに息子を誘ってみたら「行くよ~散策しようかあ」って休みの日に母しかデート相手がいないかわいそうな息子

「神話~日本美術の想像力~」at奈良県立美術館へ

 

途中「せんとくん」を発見

 

こんな標識が楽しい

散策前に腹ごしらえどのお店もいっぱい。比較的入りやすかった中華料理店へ私は酢豚定食。息子は唐揚定食。その唐揚が又大きくてたくさんやったから「○○くん、大きい唐揚がたくさんでよかったね」って言ったらマジ嫌がられた当たり前?21歳の息子・・・・

今回の美術展に行きたかったのは山本方翠の「浦島」が出品されてたから

 これね。例の浦島太郎の絵なんだけど油絵で描かれてるからか?洋画家だからか、なんとも不気味で恐い。蜃気楼のように浮かぶ竜宮城、竜宮城の女官たちの衣装や装身具も西洋っぽい。天使みたいのもいるし。それにボディは西洋人っぽいよね。体の色は白いし。

けど水晶の球なんて本当に透き通ってて本物みたい暗雲垂れ込める画面はその後の浦島太郎の行く末を暗示しているみたい?一回りして又戻ってきて、しばらく息子と見入っていた。息子と二人で「恐いなあ」って

後はこれまた見たかった青木繁の「黄泉比良坂」、「わたつみのいろこの宮」の下絵など。

題材的には「日本武尊」が多い。八岐大蛇退治とかね。息子と二人で八岐大蛇はやっぱりポピュラーなんやねとか明治新政府が天皇制確立のため啓蒙するためにこういう神話を題材にとったのを積極的に描かせたんだろうか?とか話し合う。ああ、息子よ。大きくなったのね。

出品画家も高橋由一(鮭の絵で有名ね)や小林古径、菊池契月など大御所クラスがわんさかあっ、以前から見たかった河鍋暁斎もありました。なんか見たことあるのが多いのは、東京芸大美術館所蔵物が多いのと美術の教科書に出ているようなのが多かったからかな?(やっぱり東京芸大美術館はいいよねえ。いつも行ける関東の人がうらやましい。私は一昨年に行ったかな?)

 

 

 

 

その後興福寺へこの南円堂の写真に知らんおっちゃんが映ってた

 

 

 

 

 

 

 

 

元興寺へ灯篭にも鹿のレリーフが

 

奈良町も散策でも夕方だしお店閉まってるとこ多いし、道幅狭いし、わたし的にはNGなんか古い町並みでは「今井町」のほうがいいみたい

 

この柿のタルト、微妙な味でした。塩味がしてたよ息子は柿が牡蠣やと思ってたみたい

 

 

そして第二の目的、御朱印帳に朱印を入れてもらうの。御朱印帳を買ってからなぜかお寺に行けなかった私。やっと日の目を見ることが一回300円ね。みんなすごい並んではったよ。私が並んでるから荷物を持たされてたたずむ息子

 

 

白玉屋栄壽」の最中「みむろおいしいバリウマ。あんこがあっさりとしていてちょっと透明感があるような感じ。甘みもほんのり。私が買ったのは小タイプのほう。10個入り900円個包装じゃないから途中の駅で別れる息子にお行儀悪いけど電車の中で食べさせる

息子、まあバイト気分で来たんやろね。オカンのどうでもいい話を聞かされる代わりに色々食べさせてもらえて買い物してもらってお小遣いをふんだくるという

でも息子のほうが話しも合うし仕事のこともよくわかってるから楽しい。

いやあ誰とするデートよりも息子とデートが一番っすね

まあお嫁さんもらうまでやけどね

ほんと、つくづく息子には甘い私なのです

コメント (14)
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