
ツアー2日目も晴れ!
この時期は日暮れが早くて日の出が遅い。7時の朝食の窓からやっと薄紅に染まる雲が見えました。
バイキングの朝食はいつだって食べ過ぎ。和食中心のつもりがあれもこれもと手が伸びる。
バス出発の9時までにスケッチをしようと山中温泉の名所鶴仙渓遊歩道へ。
勅使河原宏氏デザインの奇妙な形の「あやとりばし」を渡って河原に降りる。
形の良い「こおろぎ橋」や「芭蕉堂」は遠いので泊ったホテルの対岸であやとり橋をスケッチ。
渓流を上手に描けないのはいつものことで時間が気になり早めに切り上げて移動。
昨日の夕方見た街の路地が面白そうだったので出発時間まで温泉町の路地を歩いてきました。
出発して動物と触れ合う場所へ・・・あっ・・・予想通り「月うさぎの里」でした。
ここは片山津温泉へ行くツアーで必ず立ち寄るところ。私はもう何度目かです。
庭に放されているうさぎさんは数年前よりずっと少なくて、以前買って美味しかった昆布も置いて
なかった。うさぎさんを何度か撫でてから道路をはさんで川沿いをスケッチ。

次は今回の旅行で一度だけの観光地。石川県小松市にある勧進帳の舞台「安宅関」へ。

安宅関の安宅住吉神社の巫女さんの説明を受けて参拝。
私は海岸に出たくて添乗員さんに声を掛けてサッサと日本海を見に行きました。
晴れた日本海は青々としてブロックに打ち上げる波の白さが美しい。
「不審船、不審な人を見たら110番」という立看板が目の前の風景と現実があまりにも違って複雑。
木立ちの向こうに灯台が見えたので回ってみると安宅港口灯台とありその向こうの梯川からの山並みが
きれいでした。

九谷焼の売店で昼食。
なんでも鑑定団にも出てくるような九谷焼は素晴らしくてもお値段が・・・・。パス!
次は福井県越前市武生の「むかしまち あるき」へ。
お寺が集まっている寺町のボランティアガイドさんの丁寧な歴史話は聞いてもすぐ忘れるので、
ここでも添乗員さんに断って一人で途中で通り過ぎた「蔵の辻」へ。
白壁の蔵が立ち並び関西から北陸方面への物資の中継基地だったそうです。
集合時間を気にして5分前にはバスに戻ると戻っていたのは数人だけ。
ガイドさんの話が長引いたのでしょう。皆さんはかなり遅れてバスに戻られました。


その後は鯖江市のめがねの里、越前そばの里へ。
日本のメガネの生産の95%が鯖江市だとか、稲田元防衛大臣も鯖江の方でしたね。
観光で立ち寄って検眼してメガネを注文される方があるのにはちょっと驚き。
だからこの店も成り立っているのでしょうけれど。出来上がると後日発送されるそうです。
越前そばの里で試食して年越しそばを買って、夕暮れの北陸道と名神を通って7時過ぎには名古屋駅に
到着。名古屋駅は25日のクリスマスとサラリーマンの帰宅時間とでごった返していて急に現実に
引き戻されてしまいました。
ともかくも元気で無事にスケッチも7枚描いて一泊二日のツアーは終わりました。