【じごく耳】基本的人権は~現在及び将来の国民に対し侵すことのできない永久の権利として信託されたものである

国権の発動たる戦争と武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

*日本は支配層独裁の原子力帝国になり下がった*

2012年03月09日 | ☆ツブヤキ・つぶやき☆

 昨日、野田首相と関係閣僚は「原子力安全委員会の結論が得られた段階と、最終的に地元の理解を得らているかを含め

て再稼働の判断を行う段階で、首相を含めた4大臣で判断を行う手順だ」と述べた。

*原発再稼働までの流れ(中日新聞より)

○【電力会社】   安全評価の1次評価を提出 

○【原子力安全・保安院】 審査 ↓ 

○【原子力安全委員会】 チェック ↓        

○首相と関係3閣僚がストレステスト結果の評価の妥当性を判断 ↓

○地元自治体の同意 ↓(県なのか町なのか不明)

○首相と関係3閣僚が最終判断 ↓

●再稼働

☆これを見ると、原発再稼働の手順の最初から重大な不備がある。電力会社の提出する安全評価を1次評価のみとする事に

は、あの斑目さんでも「詳細な判断結果も踏まえた2次評価も必要だ。」と意見している。その電力会社が提出しなければならな

い『2次評価』(提出期限は昨年末)は、未だにどの電力会社も提出していない。事故を起こしても渦中の社長は平然と巨額退

職金を貰い同族機関に再就職し、役員の報酬は半減しても平均約1,700万円。新社長は、電気料金の値上げを『権利』だと言

う。都合の悪いデータが出そうな2次評価等、差し出す気は更々ないのだ。

 そして、規制する側の原子力安全・保安院や原子力安全委員会は、一元化され480人体制で発足するそだが、この人事、

保安院から約350人、安全委員会から約70人、文科省から約45人配属予定だ。原発推メンバーで占められていて規制やチ

ェック等、名ばかりである。看板を掛け替えただけだ。名ばかりのチェック機能は全く機能しないのに、地元自治体の同意を得

る前に4閣僚でその判断をして、結局、最終判断は、この原発推進族の4閣僚でする。先ず『原発再稼働ありき』の手順で、原

発推進族の独断に等しい。

☆3月7日、前福島県知事の佐藤栄佐久氏は、ブリュッセルの欧州議会で「日本は(東京電力福島第一原発の)事故の後も原

発を進めようとしている。原子力帝国だ」と語る。↓

http://www.asahi.com/national/update/0307/TKY201203070608.html 


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