常陸大宮里山日記

茨城県の北西。久慈川と那珂川に囲まれた、常陸大宮市のなんだか暖かい里山の暮らし。

高岩山

2012-07-09 23:05:38 | 神社仏閣
緒川十景のひとつ、高岩山。
光圀公も参拝したという名山。
大岩地区の高岩沢林道から見える高岩山全体がご神体。
山の奥深く、大岩の地名のもとになった大きな岩があって、
そこに、山の神様がいるんだよ、と地元の方に教えられ、行ってみた。
林道から分かれて、田んぼ沿いの道から山道になり、さらに階段。
斜面は急だけど階段なら登りやすい・・・はず。

階段はすぐ終わって、ほとんど這いつくばるように山道を登る。
10分ぐらいがんばったら、突然、広いところに出て、正面に神様が。


汗をふきふき参拝し、今までの無事のお礼と帰りの安全を祈願。
周囲を見渡すと、木々の間から緒川地域の豊かな森が広がっているのが見えた。
この森に放射能は降った。
神様に、傷ついた里山がはやくもとに戻りますようにと、もう一度祈願。


見上げれば、圧倒するような大きな岩というより岩壁のうえに茂る樹木が、私を見下ろしてた。


下りは、おっかなびっくりへっぴり腰。
こんな険しい山道なのに、草刈りしてあるし、つい最近の足跡もあって、
大切にしている人がいる気配がありました。
常陸大宮って、不思議がいっぱい。
コメント
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