常陸大宮里山日記

茨城県の北西。久慈川と那珂川に囲まれた、常陸大宮市のなんだか暖かい里山の暮らし。

田んぼの薬まき

2011-08-07 17:19:08 | 里の話
先週から始まった水田の一斉農薬散布。
カトンボみたいな小さいラジコンヘリコプターが、
広い田んぼをゆうゆうと、狭い田んぼを器用に
農薬を散布しながら飛んでいる。




今年は、地震で壊れた農業水利施設の復旧工事で
例年より遅れて田植えした地域があるので、
いつもなら2週間くらいで終わるけど、
稲の成長に合わせて、今年は3週間くらいかかけて
市内全域の希望する農家さんの田んぼで実施されてる。



こんな狭い谷の田んぼで、カトンボヘリが器用に飛んでいました。
上手。
ちなみに、カトンボヘリは、全長2mくらい。
プロペラの風圧はけっこう強かった。

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お米の検査

2011-08-04 00:29:17 | 震災
季節は夏真っ只中だけど、早場米の産地では収穫目前。
今年は、放射能の検査をしないと出荷できない。
静岡県の検査では、放射性物質は検出せず。
遠い地域のことでも、なんだかうれしかった。
茨城県も、ほかの県も、だいじょうぶでありますように、
祈らずにはいられない。



茨城県のホームページに、作付時期に実施された
県内各地の水田土壌の検査結果が紹介されてる。
常陸大宮市は、放射性セシウムが92ベクレル(1kgあたり)。
政府が示す上限値は5000ベクレル(1kgあたり)。
水田土壌の放射性物質が玄米に移行する量は10分の1で、
精米するともっと低減されるそうです。
きっと常陸大宮のお米はだいじょうぶ。きっと。
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緑の海

2011-08-02 20:24:39 | 風景
御前山地域の那珂川の右岸、御前山橋の近くの広大な農地。
地平線まで田んぼ。
緑の海。



この田んぼの稲は主食用ではなくて、飼料用米。
家畜の餌になるお米。
今は主食用のお米は余っているから、
飼料用のお米作りが奨励されてる。
食料自給率を上げるためには、
家畜の国産飼料のシェアを大きくすることが大事なんだって。



那珂川沿いは大きな景色が多いなあ。


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