ひつじが一匹ひとりごと

自然的生活楽術
ナチュラルでハッピーな食いしん坊生活 

学齢期の発達障がいを考える~青年期に向けて~最終回

2014-12-11 20:51:54 | 障がい
「可能性は無限大」 ◆肌で感じた子ども達の成長ものがたり

十愛会 たっちほどがや 副所長 武居光氏
県央福祉会 サポートセンター花音 福田正明氏

両氏をお迎えしての最終回でした。

お二人が川崎を去られて大変残念でしたが、こうしてまた川崎においでいただけて嬉しく思います。

県央福祉会はブログ読者さんにはお馴染みの、レトルトカレーのエヌ・クラップも傘下です。

古巣の川崎発達相談支援センターからは、2回目の講師 長谷山高史氏もご参加でしたが、センター立ち上げの際、長谷山さんを採用したのは実は福田さんだったとのこと。

さて、裏話はこの辺にしておきましょうね。

最終回は今期のテーマである思春期に焦点をあてた内容だったので、未就学・小学校低学年のお子さんの保護者はまだ先のお話と思ったかもしれません。

でも武居さんのアカデミックなお話も、福田さんの事例を交えた温かいお話も、お子さんが自分自身を受け止めるために大切な内容が詰まっていたと思います。

「間違っていても自分で決める」

いろいろな親御さんに相談されることですが、間違っていたり、間違えそうになっている我が子を見て、親として黙っていられないと言われます。

私は自己選択の自由も権利も奪ってはならないと思うのですが、なかなかそれができないのですね。

子離れできないのは、親御さん自身が一番お子さんを信頼していないからではないでしょうか。

お子さんがパニックを起こさず親の思い通りに日々平穏に過ごすことのほうが、親御さんご自身が楽だからではないでしょうか。

失敗を経験すること、失敗から学ぶことを奪ってはいけないと思います。

「神田橋先生が本に書かれているように、発達障害は発達するのです」と」福田さんがおっしゃっていました。

遠回りだと感じても、失敗を経験させ、学ぶ力を育みましょう。

武居さんから親御さんへのメッセージは「宿題は(親が)やらない」でした。

勉強しなさいって言わないひつじは笑っちゃいましたけど、痛いところを突かれた親御さんは多かったのではないかしら。

次回、同窓会を開催することとなりました。

思ったよりもたくさんの方がご連絡先を書いてくださいましたが、情報が欲しいのか、どこかにつながっていたいのか、まだわかりかねます。

でも、学びを生かして自分自身で行動を起こしてほしいと思います。

それがお子さんと親御さん自身の未来への一歩となりますように。

ご参加ありがとうございます。
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