ひつじが一匹ひとりごと

自然的生活楽術
ナチュラルでハッピーな食いしん坊生活 

高所恐怖症は発達?

2016-09-19 16:22:04 | 障がい


昨日の午後は、大倉山でお勉強をしてきました。

講師の栗本さんには、こひつじちゃんと一緒に個人コンディショニングやセミナーに参加させていただき、いつもお世話になっています。

書く事も描く事も多いこひつじちゃんは、学んだコンディショニングを家でも実践して、学業もお友達関係も充実した高校生活を送っています。

季節や天候に左右されないカラダづくりを地道に続けて、頭痛の頻度が確実に減ってきたようです。

今回も会場で輪になった参加者の中心でモデルさんに「人間脳を育てる」動きをしてもらい、
動きの悪い部分、発達を促すサポートの一例を見せていただきました。

原始反射に対するアプローチ中、参加キッズとその親御さんの表情を見ていて、その動きがまだ必要なのかどうかがよくわかりました。

浅見さんから、重度の方に40分も金魚体操をした支援者さんの報告を聞きましたが、

回数や正しい動きかどうかにとらわれないこと
体が出す答えを受け取ること

が大事なのですね。

2回目は40分も必要なかったそうですから、「やりきる」体験と積み重ねが脳を育てていくのだと思います。

お隣の参加者さんとペアになって、実際にいくつかの動きを実践してみましたが、ひつじはとっても楽しくできました。
ありがとうございます。

当事者の成人男性が後ろに立つ栗本さんに寄りかかったり倒れる動きを見せてくれた時、首や背中が緊張して右手の指先がしきりに動き、相手を信用していないような様子が見て取れました。

こんなところにも愛着障害は関係しているのでしょうか。

「やらせてくれない」と質問がありましたが、

予期不安があると、やらせようとする気負いが妨げとなるので、大人の気持ちの余裕、より自然な導入で、本人自らのやりたい気持ちを引き出したいと思いました。

お勉強会のあとは、四国や岩手、名古屋の方と市バスでいつもの新横浜 芳香園に移動して、小暮画伯がオーダーしてくださった美味しい中華を皆さんと頂きました。

いつもの兄弟喧嘩さながらだったお二人がどなただったかは、参加者だけのヒミツ。(って、あんまり秘密じゃないか)

なんだかんだ愛されてるって感じですけどね。うふふふ。

そうそう、栗本さんが多動や呼吸器に課題がある子は、高く酸素が薄いところを求めるというお話をしてくださいました。

そういえば喘息があった頃のひつじ君は、木登りやジャングルジムなど高いところが好きでしたが、この頃はおかしなことに「高所恐怖症だ」と言うとお話したら

生きていくために最優先だった呼吸を促すために、もともとあった高所恐怖症は隠れていて、呼吸の問題が解決したので、隠れていた恐怖が表出したのではないか、と画伯がお話しなさいました。

そうなのかぁ・・・。

わざとやっているのか、そうしなければならない理由があるのか、後になってわかることもありますね。

発達や人間の行動って、奥深いです。

難産で生まれたひつじにも、生後20分以上無呼吸だったこひつじちゃんにも、まだまだ取り組むべき課題があるのだろうなあ。

楽しみながら人間脳を育てたいです。



食後は星乃珈琲でおしゃべり。

お写真は女子力も高い栗本さん一押しの「スフレのチョコレートソース添え」です。

皆さん、ありがとうございます。またお会いしましょう。
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