ひつじが一匹ひとりごと

自然的生活楽術
ナチュラルでハッピーな食いしん坊生活 

座波さんの講演会

2020-06-14 11:07:00 | 障がい
おはようございます。

白ゴーヤのグリーンカーテンで、2020第1カマキリ発見しました。

まだ1cmくらいです。

これから自分でエサをとり、何度も脱皮をし、捕食者から逃げて大きくなっていかなければなりません。

大きくなってまた会おうね。カマキリちゃん。


さて、昨日の午後、長崎で開催された座波さんの講演会を受講しました。

事前に送られた資料を読み、以前受講した横浜講演よりかなりパワーアップした内容にワクワクしました。

雨という悪条件で、お子さんのかわいらしく元気な声が聞こえてほっこりしたり、会場のマイクがミュートになる場面もありましたが、

手元の紙資料を見たり、
会場の座波さんのお顔をみたり、
画面共有の資料をみたり、
ねこ母さん家の猫ちゃんをみたり、
(集中力!)
パンダ背景をみたり、
(集中力!!)
電脳部長ボリンゴさんのすばらしい仕切りのおかげで安心して受講できました。

内容は対価を払い時間をやりくりして受講した方だけのものですから詳細の記述は控えますが、自分への覚書として気になった言葉は、「反射化、パターン化の見直し」です。

座波さんの言葉をお借りすると、ひつじはお子さん達を日々観察し、遊びを通して自己意識を育てる援助を仕事としている訳です。

現場では観察をもとにひとりひとりへ対応をしていくのですが、発達が未熟な段階では、何故してはいけなかったかの理解が出来ない事はよくあります。

他人にはそれぞれ気持ちがあると理解出来ない段階では謝る事は難しいです。

例えその場で口先だけで謝らせても、また同じ事を何度も繰り返します。

どうすればルールを理解し、社会で生きていく力がつくのかをあれこれ試行錯誤し、その子にわかる方法を探すのですが、土台となる部分を育てる事も自己意識の育ちとルールの理解に繋がっています。

そしてそれは、食事や睡眠や排泄などが大きく関わるので、園だけの努力で促せる発達はあまりたくさんではないとも感じています。

例えば、朝7時半に起こされ朝食抜きで排便もなく自転車に乗せられて登園し、午前中はお腹が空いて機嫌よく遊べずイライラ。遊びが十分できずに昼食後のお昼寝ができない子どもはどの園にもいると思います。

お迎えは園で軽食を食べた6時半過ぎで、親御さんが忙しく家事をする間はDVDやYouTubeで就寝は11時なんてお子さんも少なくありません。

そんな中で、プロとしてどうお子さん達の発達保障をしていくかはもちろんどの保育士もよく勉強しているのですが、座波さんのお話しでは社会人として自分が安定して働く為の知恵もたくさん学べました。

社会がようやく動きはじめました。

昨日の受講者に限らず、何とかしたい、治したいと思っている発達凸凹、不登校のお子さんがいらっしゃるご家庭は、風船ワーク、足裏合わせ、金魚など、すぐにできる事をもうはじめられていらっしゃるでしょう。

ひつじは新コロナの影響もあるので、梅雨の季節の呼吸により一層注意していきたいです。

長崎の凸凹キッズさん、
座波さん、
花風社の浅見さん、
ボリンゴさん、
ありがとうございます。

歩いて5分の所で見えたはずの赤いスカイツリーは見逃しましたが、子どもの小さな変化は見逃さないようにしたいと思います。


コメント
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