千葉の松戸から柏へ続く革物語

【Handmade Leatherwork Akashi】

山口産業 工場見学

2015-04-17 22:23:40 | 革のお話
今日はお休みお頂いて
教室の生徒さん達と【革 工場見学】に
行って来ました。



山口産業さんは日本が誇る豚革の鞣し工場です。
独自の製法で今までにない手触りや丈夫さ
また、地球に優しい革作りを行っている所です。

あの、世界の〇ルメスにも認められた
革も製作しています。




今日は所々で大荒れとなる天気予報でしたので
ハラハラドキドキでしたが
雨に濡れる事なく無事に終わりました


サクッとですが写真でご紹介しますね






工場見学は15:00~ですので
それまでは生徒さん達を引き回し
金具屋さん等の問屋巡りをしました。
道中、あまりに歩いたので疲れ果てテンションガタ落ちでしたが

任務を熟し、無事に山口産業さんに到着






雨が降りそうな感じだったので
30分位前の14:30頃に到着
約20名位の見学者がいましたが 皆さん同じ考えだったのか?
早めの到着です






15:00になり、見学スタート









工場に入り、まず、目に飛び込んできたのは
この大きなドラムです。

このドラムは木製で約50年間、使用しているようです。
穴の開いてる所から大量の水が流れてくる仕組みになっています。

このドラムは『タンニン鞣し専用』との事
鞣す前に 毛の処理や石灰に付ける等の工程があり
それが終ると鞣し作業となります。
ここの作業で9割方 革の質が決まるそうです。







次も

同じドラムです。


ん?
良く見ると 真ん中が青いですね~

こちらは『クロム鞣し専用』のドラムです。
クロムの薬品は青くなるので こういう後がつきます。
代表の山口さんの分かり易い説明に
うなずきっぱなしです






山口産業さんでは主に豚革を製作していますが
数年前から【マタギ プロジェクト】として
獣害対策にも力を入れています。

畑等を荒らす 猪や鹿
また、熊等の革製作も行っています。


作品に触れますので この柔らかさと
質感を是非、味わって下さい



この日はたまたま

オーストリッチもありました。
鞣したばかりのオーストリッチです。

これが どんな表情になるのか機会が
あれば 見てみたいですね









最後の工程は

クリーニングです。

クリーニングしながら検品も行っています。
職人さんが 意味深な言葉を掛け合いながら
黙々と作業をしていました







普段では見れない 鞣しの工程や
革屋である山口さん本人の意外な弱点等
面白可笑しく、分かり易い説明を聞きながらの工場見学
とても有意義な1日でした
革に興味がない方でもきっと楽しめると思いますよ


山口さん 有難うございました



また、お付き合い頂いた生徒さん
お疲れ様でした






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住所   千葉県柏市南柏1-2-6 南柏ビル 6F
TEL    0471-43-9998
定休日  水曜日
営業時間 AM 11:00~PM 20:00
メール tkhs3150@pd6.so-net.ne.jp

革製品販売、製作、皮革材料販売
レザークラフト教室
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